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FIVBネーションズリーグ2020の中止が決定

 5月末から開催され、男女日本代表チームが出場予定だった「FIVBバレーボールネーションズリーグ2020」。国際バレーボール連盟(FIVB)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、一度は大会の開催を東京2020オリンピック後に延期することを発表したが、5月8日付けで「大会の中止」が改めて発表された(公式HPはこちら)。これに伴い、日本開催分として予定していた男子京都大会(6月5日~7日)、男子富山大会(6月12~14日)、女子富山大会(6月16~18日)についても開催が中止となった。

 公益財団法人日本バレーボール協会は、大会中止に関して、男女日本代表監督のコメントを発表。男女日本代表監督のコメントは以下の通り。なお、大会の中止に関する詳細はJVA公式HPにてご確認を。  

■中垣内祐一バレーボール男子日本代表監督コメント

新型コロナウイルス感染拡大防止に日々活動されている皆様に敬意を表するとともに、影響を受けられてい る皆様にお見舞い申し上げます。その中でこの大会中止は致し方のないことですが、今季、選手たちに国際試合の経験を積ませることができなくなったことに関しては、非常に残念に感じています。緊急事態宣言が解除さ れ次第、次へ向けた活動を始める予定です。来年を見据えてもう一度基本に立ち返ると同時に、安全に配慮し つつ他国との交流試合や練習試合の可能性も模索したいと思います。世界的にこの事態が一日も早く収束することを祈ると同時に、我々自身も当事者として感染拡大防止に努めてまいります。   

中止について「非常に残念」と語りつつ、今後を見据える中垣内祐一男子日本代表監督

中田久美バレーボール女子日本代表監督コメント

まず、これまで大会の実現に向けて調整を続けてくださった皆様に対して心より感謝を申し上げます。また、 大会が中止となることでご迷惑をおかけする全ての方々には、お詫びを申し上げたいと思います。 我々チームとしてはオリンピック本番前の国際大会が全てなくなってしまったことで、強化の成果や確認が実 際の試合では試せないことになり非常に残念ではありますが、現在の世界状況の中、今だからできることの中に、プラスの部分を見つけて全力で取り組んでいきたいと思います。 現在、選手たちは各所属チームに戻り、目標を持ち続けて頑張ってくれています。 強化合宿が再開されましたら、改めてワンチームとなり、来たる日に向けてさらに成長を遂げたいと思います。 今後ともよろしくお願い申し上げます。

「来たる日に向けてさらに成長を遂げたい」と語った中田久美女子日本代表監督
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