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Vリーグ機構が2020-21シーズンの要綱を発表

 7月1日(水)、一般社団法人日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)はリモートで会見を開き、2020-21V.LEAGUEの開催要項を発表。併せて、大会運営における新型コロナウイルスへの対策について万全を期していく考えを述べた。

会見に登壇した嶋岡会長

 会見で嶋岡健治会長は「新型コロナウイルス対策に最大限配慮し、開幕に向けて準備をしていきます。何より国民の健康を第一とし、その上でスポーツの持つ可能性とバレーボールの文化から少しでも皆さんに元気を与えられないものかを考えていきたい」と語った。Vリーグ機構としても各チームや関係各所と協議を重ね、シーズン開幕までにガイダンスの詳細を固めていくという。

 

 今後の情勢を鑑み、「大きな変化が出てきたときは見なすことがありえうる」(嶋岡会長)というが、現時点では『50%の入場制限を設けることを前提に準備を進める』ことが方針の一つにある。ほかにも『リモートマッチ(無観客試合)でしか開催ができなくなる状況でも、可能な限り大会開催を優先する』、また『放映や配信などを通じて、観戦することができる環境整備を行う』などを方針として、開幕へ進めていく。

無観客で行われた2019-20 V.LEAGUE DIVISION1 MENのファイナル

 なお、2020-21 V.LEAGUEは男子3チーム、女子1チームが新規参入し、計50チームで争われる。また、DIVISION1 WOMENでは通常のリーグ戦が終了後に「V Cup」という新しい大会が設けられ、そこでは日本代表メンバーを除く若手選手が中心となって行うことで、「さらに次のオリンピックを担うネクストヒロインの登場を期待しています」と嶋岡会長。DIVISION1は男女ともに例年よりも短期間で実施されることになり、来年に開催が予定されている東京2020オリンピックに向けた日本代表の強化に協力していく考えだ。

◆2020-21 V.LEAGUEの編成はコチラ

◆2020-21シーズンの大会日程(※7/1時点)はコチラ

※リンク先はリーグ公式サイト。今後変更の可能性があります

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