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東京都第8ブロックで代替試合が開催される

 7月25日(土)と26日(日)の2日間にかけて、中学校の東京都第8ブロック選手権大会代替試合が開催された。

 

 この試合は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止となった今夏の選手権大会(総合体育大会)の代わりとして設けられたもの。都内では感染予防対策を講じたうえでの区市単位での規模による交流試合が認められており、地域ごとに開催の有無は異なる。そうした中で今回、西東京方面の第8ブロックの中学校による大会が行われた。

男子の青梅新町中学校会場の様子

 当初、夏の東京都選手権大会(都大会)は今年予定されていた東京2020オリンピック開催を受けて、『オリンピック記念大会』として例年より出場校枠が拡大される予定だったという。これにより、都内の有力校が集まる23区以外の学校にとって地区大会をクリアすることでかなう、“都大会出場”という目標への門戸はいつも以上に開かれているはずだった。

 

 だが、コロナ禍のため、いずれの大会もすべて中止に。とくに3年生たちにとっては、中学生活最後の年が始まったやさきに活動が制限され、引退する機会すら失われるかたちとなってしまった。

男子・増戸中
男子・青梅新町中

 今大会の実施が決まった際には「部員たちの目が輝いていました」と出場校の先生たち。選手たちも十分な練習もままならず大会に臨むことになったが、それでも「試合を楽しもう」という気持ちを全面に出してプレーする様子が印象的な2日間だった。

女子の福生第三中学校会場の様子

 なお、会場は無観客で、参加校は1チーム8名まで。3年生がその人数以上の場合は特例を認める、といった条件で実施。会場内でのマスク着用はもちろんのこと、ラインジャッジや得点係を務める際にはビニル手袋を着用するといった感染対策がとられていた。

女子の秋多中
女子の青梅泉中
女子の瑞穂二中

<東京都第8ブロック選手権大会代替試合 出場チーム>

男子:青梅新町中増戸中

女子:羽村一中羽村二中霞台中あきる野西中東海大菅生中大久野中青梅二中青梅西中青梅新町中青梅泉中五日市中福生三中奥多摩中増戸中秋多中瑞穂二中

会実現に尽力された方々、また、このたび取材の機会を頂けたことに深く御礼を申し上げます(取材/坂口功将<編集部>)

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