第74回全日本バレーボール高等学校選手権大会（春高バレー）終了後に月刊バレーボールのウェブサイト「月バレ.com」内で行った「春高バレーであなたが応援していた選手や学校は？」アンケートの内容をお伝えしていく。前々回は優勝校の日本航空高の選手たち、前回は鎮西高の舛本、日南振徳の甲斐などをあげた回答をピックアップ。今回は第3回目となる。
【山元快太（仙台商高）】
最初にピックアップするのは仙台商高のエース山元快太。前回大会では駿台学園高にストレートで敗れベスト8。昨夏のインターハイではキャプテンとして、初のベスト8に導いた。今大会は2回戦でまたも駿台学園高と対戦。敗れたもののフルセットにもつれる堂々の戦いぶりだった。
【山元快太（仙台商高）いざ駿台学園高戦 前回大会準々決勝のリベンジへ】
エースとして、キャプテンとしてチームを引っ張った山元
・1年前の「スーパーエースにならなきゃいけない」と言ってからの努力と成長がかっこよかった。本当のスーパーエース（あい さん）
・2021年の春高で快太くんを知りました。駿台学園戦で惜しくも負けてしまいましたが、「自分が来年はチームを引っ張るんだ」と話していました。キャプテンでエースでありプレッシャーは多かったと思います。その意気込みを聞いてこの子を応援したいかっこいいって思いました（まなふぃー さん）
・仙台商業を知ったきっかけは山元快太くんだったんですけど、試合をい見ていると仙商の自主性を大事にしているところや、選手それぞれに個性があるところを試合で見ていて笑顔になれるチームでした（なな さん）
・コートに立ち続ける姿がかっこよくて、快太君のプレーを見て自分も頑張ろうって思えたし、勇気づけられたからです。またモチベーションが消えたとき、快太君を見ると、改めて自分のモチベーションを取り戻すことができました。エースでキャプテンと言う大きな背中!! かっこよかったです。憧れで、尊敬できる人です。（名前なし）
・去年の春高で惜しくも負けてしまったときに来年こそキャプテン、そしてエースとして仙台商業の勝ちを決めきれるようにと意気込んでいる姿をみて応援したいと思ったから（すず さん）
・山元選手が1年生のときの、宮城県大会の決勝で、東北高校相手に高くてうまいスパイクを打っていて注目し始めた。身長が192cmと高く、守備力もいい、今大会での総合力No.1のアウトサイドヒッターだと思ったから。関係ないけど、ルックスも良いし、代表に入ってオリンピックで活躍してほしい選手の1人（名前なし）
昨夏のインターハイに続いて二冠を目指した鎮西高からは久冨鴻三をピックアップ。2年生の平川天翔とともにツーセッターを担い、司令塔として、キャプテンとして戦った。決勝は日本航空高に惜しくも敗れたが、優秀選手に選出された。
【久冨鴻三（鎮西高）】
キャプテンとしてチームを引っ張った#3久冨
・強豪校のキャプテンとして、インターハイ優勝チームのセッターとして、たくさんの重圧や、思いがある中、全力でプレーを楽しんでいたからです。また、決勝が終わったあとに2年生ながら、エースとしてチームを背負っていた舛本颯真選手へ、声を掛けてラストまでキャプテン、先輩をしていてすごく、素敵な選手だと思いました！！（みな さん）
・インターハイ予選直前にツーセッター制に変わり、セッターと思えない程のスパイクの強さに驚きました！！！ 鎮西バレーを組み立てる司令塔セッターとアウトサイドヒッターを兼ね、キャプテンも務めるという三役を担いチームを牽引する姿に感動しました！！（ちか さん）
・中学校の先輩であり、人間として憧れているから。ブロック、トス、スパイク、レシーブ、サーブのすべてが上手であり、性格も優しく、セッターの鑑だと私は思う。九冨選手を見ているうちに、鎮西の皆さんの仲のよさがすごく伝わってきて、このチームを応援したいと感じるようになった（名前なし）
・いろんなことがあったその状況で、精神的にも肉体的にも自分たちが思うよりもっともっとつらかっただろうけど、その中でもキャプテンという役を背負って鎮西高校というチームでたくさんの仲間と戦うというところにすごく感動して、惹かれました。自分もバレーをしていますが、仲間思いなキャプテンで、憧れであり、尊敬できる選手です。とてもかっこいい！（kwangya さん）
・インターハイでは予選で駿台学園高に負けて、敗者復活戦で勝ち上がって負けた相手に勝つという粘り強さに感動して応援していた！ 自分もバレー部のマネージャーだったけど春高に出られなかった分、思いをたくさんのせて応援していました。九冨くんの多彩なプレーが観ていてとても楽しかった（しらす丼 さん）
・BeeQuickの動画で、鎮西高校に潜入していて、その時にツーセッターでセッターとして、アタッカーとして柔軟に活躍する姿が魅力的だなと感じて、興味をもち、春高も活躍を楽しみにしていました。優勝には一歩届かなかったものの、キャプテンとして司令塔として、チームを優しい笑顔で包み込み、支える姿に感動しました！（まき さん）
【高橋慶帆（習志野高）】
続いては習志野高の高橋慶帆をあげた回答をご紹介する。前回大会ではミドルブロッカーとして出場したが、その後はアウトサイドヒッターにコンバート。1回戦屈指の好カード東山高との対戦もエースとしてチームを勝利に導いた。
最高到達点350cmの高さから相手コートにボールを叩きつけた高橋
・約2年前の雑誌に慶帆選手が載っていてそこからずっと応援し続けていました。春高お疲れさまでした。慶帆選手の涙にもらい泣きしてしまいました（笑） 慶帆選手も習志野高校も、これからも応援しています！（みあ さん）
・大エースとしてチームを引っ張る姿、バックアタックと笑顔が印象的だったからです！最後涙を流している高橋選手にもらい泣きしました（らんらん さん）
・どんなに注目されていても努力家で謙虚。チームのムードもよくて選手が伸び伸びプレーしていた。タイムアウト中も誰か一人が発言するのではなく、みんなが意見を言える雰囲気が素敵だった（名前なし）
・春高の舞台で初戦東山高校ということで少し不安もありましたが、春高予選よりさらに大事な場面で決めきる力が成長していて、高橋選手以外の選手の個々の成長もとても感じました。高橋選手をはじめ習志野高校は、一年での成長が全体でも個人でもすごくて、毎試合応援するのが楽しかったです！（はる さん）
・身長や跳躍力を生かしたスパイクはもちろん、相手のスパイクの勢いを一瞬にして消すブロックにも魅力を感じたから（そそ さん）
・すべてのプレーに全力で、そんな姿がかっこよくて勇気をもらえたし、見ていて応援したくなるようなチーム、選手だったからすごく惹かれました！（まめ さん）
・高校1年生のときにドリームマッチでプレーしている姿を見て応援し始めました。コロナで制限がある中で1年ごとに上手くなって責任感も伴っていく慶帆くんを春高で見て楽しませてもらっていました。これからもずっと応援しています。目指せJAPAN！！（名前なし）
【尾藤大輝（東山高）】
最後は高橋慶帆と1回戦で戦った東山高の尾藤大輝への回答だ。前回大会では発熱者が出て途中棄権の悔しさを味わったが、今大会も春高の舞台に戻ってきた東山高。206cmのミドルブロッカー麻野堅人やゲームキャプテンの佐々木達郎らとともに存在感を発揮したのが1年生エースの尾藤だった。
初出場の春高で躍動した尾藤
・大型サウスポー、そしてそれに引けをとらないセンスを持っている麻野くんと強豪東山で1年生からエースの尾藤くんのプレーは見ていてワクワクしました。何よりまた全国という舞台に戻って来てくれた東山高校に感激しました。結果は振るわなかったかもしれませんが、次の大会では自分達がベストだと思える結果を残せるよう頑張ってください！ 今年も来年も、東山高校を応援しています。また全国で東山高校を見られるのを楽しみに待っています（イケダミユ さん）
・1年生ながら名門校のレギュラーとして大きなプレッシャーを抱えながらも、1年生らしく生き生きとそしてバレーボールを楽しんでプレーしていた姿を見て元気をもらったから（k_na さん）
・名門の東山で1年生ながらもエースを任され、苦しい思いもたくさんしただろうけれど、そんな思いを少しも見せず最後まで戦い抜く姿が本当にかっこいい選手だと思ったから（ゆ さん）
・東山が新チームになったばかりの試合を見た時にレフトだった尾藤くんのプレーに惚れちゃいました（笑） 1年生だと知った時はほんと疑いました（笑） だってあまりにもまだ1年生とは思えない凄い実力を持っていたから（名前なし）
・1年生でエース番号は凄すぎる…それだけ注目があり優秀な選手だと思いました。来年も頑張ってください！（きー さん）
・京都予選の時の高い跳躍力でブロックを敵にしないスパイクがかっこよすぎました。サーブレシーブからの切り替えも早くて1年生と思えないスパイカーです！！ 今年は初戦敗退だけど、また来年！ この春高の舞台に戻ってきて大活躍して欲しいです！！（ちか さん）
「春高バレーであなたが応援していた選手や学校は？」と題したアンケートの回答と理由、男子の第3弾をお伝えした。なお、各選手やチームの票数については、後日集計して発表予定。
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