サイトアイコン 月バレ.com【月刊バレーボール】

[イタリア21/22]第20節 モデナの大逆転勝利にジャーニ監督「チームとして戦った」

世界最高峰リーグと称されるイタリア・セリエAの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』。2021/22シーズン第20節(後半第7節)はモデナとトレンティーノが激突した注目の一戦から!!

(Photo:legavolley.it)

※ポジション表記/OH …アウトサイドヒッター、OP…オポジット、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ、C…コーチ

 

 

苦しい1ヵ月を乗り越え、モデナがレギュラーシーズンでの連勝を11に伸ばす

 [MATCH OF THE ROUND]

◆《第20節》モデナ 3-2 トレンティーノ

(23-25,22-25,25-19,25-18,15-13)

(現地2/6)

レギュラーシーズンでは第4節(1/9)で10連勝の大台に乗せたモデナ。だが、直後のCEVカップ2022ではトゥール(フランス)に敗れベスト8ラウンド敗退。また、コッパ・イタリアではピアチェンツァに後塵を拝し準決勝進出はならなかった。その後、コロナ禍に見舞われ、「13日間は選手たちと会えなかった」とアンドレア・ジャーニ監督。今節は、およそ1ヵ月ぶりとなるレギュラーシーズンのゲームとなった。

<モデナを指揮するジャーニ監督(写真中央)>

 

 第1セットは相手に競り負けると、続く第2セットは終盤でトレンティーノのOPダニエレ・ラビア(イタリア)を止めることができず。「自分たちが多くのミスを犯した」とMBドラガン・スタンコビッチ(セルビア)は振り返る。だが、「3セット目からのゲームチェンジはお得意ですから」とジャーニ監督の言葉どおり、第3セットはOHイオアンディ・レアル(ブラジル)がサービスエースを奪うなど着々とブレイクを重ねて奪取。第4セットは10-7からOPニミル・アブデルアジズ(オランダ)が連続サービスエースを突き刺し、一気に流れを引き寄せて獲得すると、勢いそのままに第5セットを制した。

<トレンティーノのMBスレチコ・リシナツ(写真コート奥中央)とモデナのスタンコビッチによる新旧セルビア代表のマッチアップ>

 

 終わってみればアブデルアジズは驚愕の7本のサービスエースを含む最多28得点。また、両チーム通して最多5本のブロックポイントをマークしたスタンコビッチは「私たちは我慢強さを備えていた」と勝因を語り、ジャーニ監督も「個人としてではなく、チームとして戦えた」と選手たちをたたえた。

 

*****

 

◆《第16節》ルーベ 3-2 トレンティーノ

(20-25,25-20,17-25,25-22,15-13)

(現地2/2)

 延期されていた第16節(後半第3節)は両者がっぷり四つの展開に。アウェーのトレンティーノはMBマルコ・ポドラスチャニン(セルビア)が4本のブロックポイントをマークしたが、軍配はルーベに上がった。OPイバン・ザイツェフ(イタリア)が最多20得点、また、MBロベルランディ・シモン(キューバ)が14得点、アタック決定率70%と暴れてみせた。

<ザイツェフ(写真中央)も完全復活を果たし、スクデッド(リーグタイトル)獲得へ突き進む>

 

++++

◆《第20節》ルーベ 3-0 ビーボ・ヴァレンティア

(25-17,25-17,25-12)

(現地2/5)

 アウェーのビーボ・ヴァレンティアは第1セットで計3本のサービスエースを許して出鼻をくじかれると、第2セットは中盤で連続失点が重なる。第2セット途中でベンチに下がったOP西田有志(日本)が第3セット途中で再びコートに入るも、ルーベのOHマーロン・ヤント(キューバ)に連続ブロックシャットを喫するなど、チームとしても最後まで突破口を見出せずに敗れた。

<圧倒的な高さから繰り出されるシモン(写真コート奥右端)のクイック>

 

++++

◆《第17節》ペルージャ 3-0 ターラント

(25-17,25-23,25-23)

(現地2/2)

 延期されていた第17節(後半第4節)は両チームのオポジットが打ち合いを繰り広げる。OPジュリオ・サッビ(イタリア)が最多16得点をあげたターラントに対し、ホームのペルージャはOPカミル・リキリチ(ルクセンブルク)が17得点。OHウィルフレド・レオン(ポーランド)の14得点という援護射撃もあり、ペルージャが勝利した。

<リキリチ(写真右端)は試合のMVPに選出された>

 

++++

◆《第20節》モンツァ 3-1 チステルナ

(22-25,25-23,25-23,25-18)

(現地2/6)

 今節を前に3連敗中のモンツァはホームにチステルナを迎えての一戦。復帰したOPジェルジ・グロゼル(ドイツ)が3本のサービスエースを含む15得点、OHドノバン・ジャボロノク(チェコ)がチーム最多24得点の活躍を見せて、1ヵ月ぶりの勝ち星を手にした。

<久々の勝利の味をかみしめるモンツァの面々>

 

++++

◆《第20節》ヴェローナ 3-2 ミラノ

(17-25,25-15,19-25,25-23,23-21)

(現地2/5)

 第3セットを落として、あとがなくなったヴェローナは第4セット終盤の競り合いを制し、フルセットに持ち込む。最終第5セットも20点台に到達する壮絶なジュースとなったが、勝負どころでOHロク・モジッチ(スロベニア)が得点し、3連勝。ホームアリーナで歓喜した。

<2時間22分の激闘を制したヴェローナ>

 

++++

◆《第20節》ペルージャ 3-0 ラヴェンナ

(25-18,25-23,25-16)

(現地2/5)

 ホームのペルージャはMBセバスティアン・ソレ(アルゼンチン)が最多5本のブロックポイントを含む最多15得点を筆頭に、4選手が2桁得点をマークして快勝。対するラヴェンナはOHマルコ・ウカシノビッチ(モンテネグロ)が11得点で唯一の2桁得点到達とあっては苦しかった。

<ペルージャは第2セットからベテランSドラガン・トラビカ(イタリア/写真中央)がタクトを振った>

 

++++

◆《第20節》ピアチェンツァvs.パドヴァ

…延期

◆《第20節》休息チーム:ターラント

 

イタリア・セリエA レギュラーシーズン

==順位表/第20節終了時点==

1 ペルージャ 162(勝ち点50)-

2 ルーベ 143(勝ち点42)-

3 トレンティーノ 126(勝ち点39)-

4 モデナ 133(勝ち点35)-

5 ミラノ 98(勝ち点27)-

6 モンツァ 910(勝ち点25)▲

7 ピアチェンツァ 88(勝ち点25)▼

8 ヴェローナ 810(勝ち点21)▲

9 ターラント 612(勝ち点20)▼

10 パドヴァ 79(勝ち点18)-

11 チステルナ 512(勝ち点17)-

12 ビーボ・ヴァレンティア 412(勝ち点12)-

13 ラヴェンナ 0勝16敗(勝ち点2)-

※勝敗数(勝ち点)記号は前節からの推移

 

〔責任編集:GUCII(坂口功将/編集部)〕

モバイルバージョンを終了