【Photo:Lega Pallavolo Serie A】

　石川祐希の所属するミラノは、イタリア・セリエAレギュラーシーズン後半第10節でルーベと現地3月4日（土）に対戦し、3-0（25-22, 25-15, 25-12）で敗れた。

　ミラノは新型コロナウイルスに感染者が出るなどで多くの選手が欠場。ミドルブロッカー4名、アウトサイドヒッター2名、リベロ2名が登録されたものの、OH石川はコッパ・イタリアでの負傷の影響で出場せず、結果7名で試合に臨んだ。

　セッターは本来MBのアグスティン・ロセル（アルゼンチン）やマルコ・ビテッリ（イタリア）が務め、本来Lを務めるニコラ・ペサレージ（イタリア）がOHやSに入るなど、ミラノは4位のルーベを相手に苦しい布陣で戦った。第1セットこそ13-17から6連続得点で逆転するなど見せ場を作ったが、ストレートで敗戦。それでもビテッリのトスをマッテオ・ピアノ（イタリア）がクイックで決める場面や、セリエAで13シーズン目を迎えるペサレージがキャリア初得点を記録するなど、会場を沸かせる場面もあった。

　石川はケガで出場がなかったものの、タイムアウト時にはふだんと違う状況で戦うチームメートへ笑顔でアドバイスを送る場面も見られた。

【石川祐希コメント】

「この1週間しっかりと休養したので、来週の試合でよいパフォーマンスを発揮できるようにコンディションを整えます。また、プレーオフに出場するためには来週のターラント戦で勝たなければならないので、その準備をしていきます」

　次戦、ミラノはセリエAレギュラーシーズンの最終戦となる後半第11節を現地時間3月12日（日）18:00【日本時間13日2:00】から、ターラントとホームで戦う。

※ポジション表記／OH＝アウトサイドヒッター、OP＝オポジット、MB＝ミドルブロッカー、S＝セッター、L＝リベロ

石川祐希　イタリア・セリエA【ミラノ】　チーム成績・個人成績

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