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ブラジルに敗戦 男子日本代表はVNL予選ラウンドを9勝3敗で通過

男子日本代表【Photo:FIVB】

 

【Photo:FIVB】

 

 ネーションズリーグ(VNL)2022男子予選ラウンドは7月10日(日)に第3週の最終6日目を迎え、日本(FIVBランキング7位)は丸善インテックアリーナ大阪でブラジル(同2位)と対戦し、0-3で敗れた。日本は9勝3敗の5位で予選ラウンドを終了。上位8チームで争われるファイナルラウンドは、7月20日(水)からボローニャ(イタリア)で行われる。

 

 前日のドイツ戦では出場機会の少なかった石川主将や西田が得点するが、第1セットは強力なサーブでプレッシャーをかけてくるブラジルにやや押される立ち上がり。最大4点差から一時は同点に追いつくものの、惜しくも及ばずセットを失った。

 

 第2セットは小野寺のクイックや相手ミスで序盤は2点のリード。しかしブラジルが堅いディフェンスから繰り出すテンポの早い切り返しで連続失点、10-13と逆転を許してしまう。そのあとは途中出場した大塚の活躍もあって競り合いに持ち込んだが、23-24から最後はネットインのサービスエースを決められ、このセットも落とした。

 

 第3セットは10-12からミスが出て苦しい中盤、石川主将を軸に食い下がるが、なかなか流れをつかめない。高梨と大宅を投入して一矢報いたものの届かず、ストレートで敗れた。

 

 

■ネーションズリーグ2022男子予選ラウンド

第3週大阪大会 最終第6日

日本(9勝3敗・5位) 0-3 ブラジル(8勝4敗・6位)

(23-25, 23-25, 22-25)

 

■日本の第1セットスターティングメンバー

小野寺、関田、石川、山内、西田、髙橋(藍)、リベロ山本

 

■日本のトップスコアラー(上位3人)

西田  17得点(アタック15得点、ブロック、サーブ各1得点)

石川  14得点(アタック12得点、ブロック、サーブ各1得点)

大塚  5得点(アタック3得点、ブロック、サーブ各1得点)

 

 今大会は、出場16ヵ国が1週ごとに8チームずつ2組に分かれて各週4試合(計12試合)の予選ラウンドを戦い、上位8チームがファイナルラウンドに進出する。予選ラウンドの順位(7月10日・日本戦終了時)は以下の通り。

 

■予選ラウンド順位(7月10日・日本戦終了時)

1  アメリカ(10勝2敗・ポイント27)

2  ポーランド(9勝2敗・ポイント28)※残り1試合

3  イタリア(9勝2敗・ポイント28)※残り1試合

4  フランス(9勝3敗・ポイント28)

5  日本(9勝3敗・ポイント27)

6  ブラジル(8勝4敗・ポイント24)

7  イラン(7勝5敗・ポイント20)

8  オランダ(6勝5敗・ポイント17)※残り1試合

——–

9  アルゼンチン(5勝7敗・ポイント18)

10 スロベニア(5勝6敗・ポイント15)※残り1試合

11 セルビア(4勝7敗・ポイント11)※残り1試合

12 ドイツ(4勝8敗・ポイント10)

13 中国(3勝8敗・ポイント9)※残り1試合

14 ブルガリア(2勝10敗・ポイント9)

15 カナダ(2勝10敗・ポイント6)

16 オーストラリア(1勝11敗・ポイント2)

 

 

■次戦<準々決勝>

現地7月20日(水)または21日(木)

試合開始時間および対戦相手:未定(予選ラウンド全試合終了後に決定)

 

※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの

 

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