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石川祐希のミラノは2位トレンティーノから勝ち星

石川祐希【Photo:Lega Pallavolo Serie A】

【Photo:Lega Pallavolo Serie A】

 

 石川祐希の所属するミラノは、イタリア・セリエAレギュラーシーズン前半第9節でトレンティーノと現地時間11月26日(土)にアウェーで対戦し、3-1(25-20, 21-25, 25-15, 25-22)で勝利した。

 

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 試合開始時点で8位のミラノは、以前ジェイテクトでもプレーしていたマテイ・カジースキ(ブルガリア)やイタリア代表の若きエース、アレッサンドロ・ミキエレットらが所属している同2位のトレンティーノと対戦。前節に続きアグスティン・ロセル(アルゼンチン)が欠場し、ミラド・エバディプール(イラン)やオスニエル・メルガレホ(キューバ)がミドルブロッカーとしてコートに入った。

 

 第1セット、メルガレホのブロックで先制すると、マルコ・ビテッリ、パオロ・ポッロ(ともにイタリア)らも続き、このセットだけで5本のブロックを集めてセットを奪った。第2セット、ミラノは石川のサービスエースなどでリードを奪うが、スレチコ・リシナツ(セルビア)のクイックで逆転を許し、そのあとリードを広げられる。ミラノはビテッリのブロックなどで1点差まで迫ったが、このセットを落とした。

 

 第3セットは序盤、相手のミスやパトリのバックアタックなどでリード。そのリードを守ると、最後は石川のスパイクでセットを奪った。第4セットは石川のサービスエースなどで一進一退の攻防を繰り広げ、終盤へ。18-19から石川の3連続ポイントで逆転すると、最後はメルガレホのスパイクを相手コートに突き刺して、勝利を飾った。

 

 石川は全セットスタメンで出場し15得点(サーブ2得点含む)、ブレイクポイントはチーム最多の9得点。アタック決定率は57%、サーブレシーブ返球率は47%(内Aパス24%)を記録した。チームは順位は5位へと上がり(11月27日終了時点)、レギュラーシーズン前半戦上位8チームが出場できるコッパ・イタリアに向けて大きく前進した。

 

石川祐希コメント

「(試合開始時点で)2位の強豪トレンティーノに3-1で勝利して、勝ち点3を取ることができてとてもうれしいです。またコッパイタリア出場に向けても大きな一勝だと感じています。来週対戦するチヴィタノーヴァ(ルーベ)も力があるチームなので、今日のように僕たちが主導権を握ったゲームができるようにしっかり準備していきます」

 

 次戦、ミラノは現地時間12月5日(月)19:30【日本時間6日3:30】から、ルーベとホームで戦う。

 

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セリエA順位表(11/29時点)

順位 チーム 試合数 P 得S 失S S率 P率
1 ペルージャ 10 10 0 30 30 6 5,00 1,20
2 モデナ 10 5 5 17 20 19 1,05 0,98
3 トレンティーノ 10 5 5 16 22 19 1,16 1,02
4 ヴェローナ 9 5 4 14 19 16 1,19 1,05
5 ルーベ 9 5 4 14 18 17 1,06 0,98
6 ミラノ 9 5 4 14 17 18 0,94 1,02
7 チステルナ 9 4 5 14 18 16 1,13 1,02
8 ピアチェンツァ 9 4 5 13 19 18 1,06 1,04
9 モンツァ 9 4 5 12 14 18 0,78 0,97
10 ターラント 9 3 6 9 12 21 0,57 0,94
11 パドヴァ 8 3 5 6 12 21 0,57 0,89
12 シエナ 7 1 6 3 7 19 0,37 0,87

※P=ポイント、得S=得セット、失S=失セット、S率=セット率、P率=得点率

※ポイント、勝利数、セット率、得点率の順に高いチームが上位

 

 

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