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ビーチバレーボールの丸山紗季がバスケの試合会場でプロポーズを快諾

【写真:©︎TOKYO UNITED BC】

 

 元Vリーガーで現在ビーチバレーボール選手として活躍する丸山紗季が、1月15日(日)に有明アリーナ(東京都江東区)で行われたジャパン・バスケットボールリーグ(以下B3リーグ)の東京ユナイテッドバスケットボールクラブ(以下東京U)対金沢武士団の試合後、多くの観客に見守られながらプロポーズを受けた。

 

 プロポーズしたのは東京Uの竹内峻アシスタントコーチ。この日は82-67で勝利し、試合後のあいさつ後、会場MCが「もう一つセレモニーがあります」と宣言し、空気が一変すると、東京Uの竹内アシスタントコーチにマイクが渡された。

 

 8,008人の大観衆が集まった場内が暗転し、何が起こるのかまったくわからない騒然とした空気が流れる会場。「丸山紗季さん」と竹内アシスタントコーチが呼びかけるとともに、両チームベンチと反対側の2階の1席がスポットライトでクローズアップされた。やがて案内係の誘導で丸山がセンターサークルに登場すると、竹内アシスタントコーチがプロポーズ。

 

「紗季さん、つきあって9年以上、そのうち8年が遠距離でした。さびしい思いもさせたと思う。でも俺がつらいときにもずっとそばにいてくれて、今の自分があるのは紗季のおかげです。これからもたくさん助けてもらうと思うけれど、ずっと一緒にいてほしい。愛しています。俺と結婚してください」

 

 大観衆からどよめきが沸き起こる中、丸山が「よろしくお願いします」と答えると、場内は一気に祝福の舞台に変わった。満場の拍手喝さいのなか、丸山と竹内アシスタントコーチは抱擁を交わし、その後は東京Uのメンバーたちによる竹内アシスタントコーチの胴上げが始まった。

 

 その後、丸山はSNSに「夢のようなサプライズ。幸せです。ありがとうございました。関係者の皆さまのご協力にも感動しました。」と喜びの声を投稿した。

 

 丸山と竹内アシスタントコーチはともに日本体大の出身。丸山はV1女子のKUROBEアクアフェアリーズに2020-21シーズンまで所属し、主将を務めるなど活躍したあと、ビーチバレーボールに転向し、現在は地元法人マーチオークシー所属。父は丸山が在籍時に監督を務めていた丸山貴也氏。また母の由美さん(旧姓・江上)は元女子日本代表主将を務め、1984年のロサンゼルスオリオンピックで銅メダルを獲得した。

 

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