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【大学】専修大の甲斐孝太郎キャプテン、大学ラストイヤーは“弟に負けないように”

#15甲斐優斗 #1甲斐孝太郎 (専修大)

 

 2023年度春季関東大学リーグ戦の初戦を終えて、「昨年からメンバーがあまり変わっていないので、形はできています。今年は上を目指せるチーム」と話したのは専修大4年の甲斐孝太郎キャプテンだ。4月8日(土)は明治大と対戦し、「スロースタート」と話すとおり1セット目は落としたものの、その後3セットを連取し勝利した。

 

 

 甲斐は2月に弟の優斗(専修大2年)とともに、男子日本代表若手有望選手としてフランス遠征に参加し、世界の高さと対峙。「中途半端なことをするとブロックに捕まってしまうので、ブロックに当てて出すなら思い切り当てにいき、かつ高さを絶対に落とさないように跳ぶこと」を再認識して帰ってきた。その学びはチームにも還元し、「スパイクの面はもちろん、ブロックの跳ぶ位置なども、中途半端にならないよう声をかけています」と話す。

 

 また、キャプテンとして「チームを離れる間、ちゃんと練習しているのかな、などの不安もあって(笑) でも戻ってくると、上下関係なく話しやすい環境でイキイキプレーできていたので、よかったです」と笑いながら心配を明かした。

 

 “上を目指せる”という言葉のとおり、今年の専修大の目標は、全日本インカレで優勝すること。「一人一人のスキルアップが必要」と話す一方、個人としては「この1年、優斗には負けないように」と意気込んだ。目に見える得点の面ではもちろん、「高さでは負けていますが、細かいプレーでは勝っていると思います」と目に見えないところでも意識する。

 

 優斗は今季も男子日本代表に選出されており、チームを離れる期間もあるだろう。

 

「優斗はほんとうに頼りになる存在ですが、自分も負けずに、日本代表を目標に頑張っていきたい」

 

 専修大はここまで3戦を終えて2勝1敗。チームそして自身の目標をかなえるためにも、より高みを目指すラストイヤーがスタートした。

 

 

<試合結果>

【関東男子1部】

4月15日(土) 会場:キッコーマンアリーナ(千葉)

日本大 3{20-25,25-22,25-16,25-19}1 中央大

早稲田大 3{25-21,25-22,25-22}0 駒澤大

専修大 3{25-21,26-24,25-13}0 慶應義塾大

筑波大 3{35-33,25-20,25-20}0 東京学芸大

日本体大 3{19-25,25-22,25-21,25-20}1 明治大

※東海大vs.順天堂大の試合は延期

 

4月16日(日) 会場:キッコーマンアリーナ(千葉)

日本体大 3{25-22,24-26,25-23,25-14}1 慶應義塾大

中央大 3{25-27,25-18,25-20,25-19}1 駒澤大

日本大 3{25-19,25-21,25-19}0 専修大

早稲田大 3{25-22,25-18,25-18}0 東京学芸大

明治大 3{25-21,19-25,25-17,25-21}1 東海大

※筑波大vs.順天堂大の試合は延期

 

 

【関東女子1部】

4月15日(土) 会場:非公開

筑波大 3{25-16,25-13,25-23}0 松蔭大

青山学院大 3{25-18,25-15,31-29}0 日本大

東海大 3{25-22,25-13,19-25,26-28,18-16}2 桜美林大

東京女体大 3{25-16,25-14,25-15}0 日本女体大

日本体大 3{25-19,27-25,25-20}0 国士舘大

順天堂大 3{25-19,20-25,25-21,25-23}1 嘉悦大

 

4月16日(日) 会場:非公開

筑波大 3{25-21,25-12,28-26}0 日本女体大

東海大 3{25-23,25-17,21-25,26-24}1 松蔭大

日本大 3{20-25,19-25,25-19,25-17,18-16}2 日本体大

嘉悦大 3{25-19,25-20,25-17}0 桜美林大

順天堂大 3{22-25,27-25,25-18,18-25,16-14}2 青山学院大

東京女体大 3{25-20,25-20,25-22}0 国士舘大

 

 

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