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トヨタ車体 杉原若葉ら選手6名の退団と黒鷲旗の出場辞退を発表

 

 V1女子のトヨタ車体クインシーズは、原幸歩、山形理沙子、熊井風音、杉原若葉、ダニエル・カッティーノ、林田愛佳が2022-23シーズンをもって退団することを4月27日(木)に発表した。また、負傷中の選手が多く、試合で十分なパフォーマンスを発揮できないと判断し、5月1日(月)から開催される第71回黒鷲旗全日本男女選抜大会の出場を辞退することもあわせて発表された。

 

 退団選手の詳細とコメントは下記の通り。なお、山形と熊井は社業に専念する予定。

 

 

原幸歩(トヨタ車体クインシーズ)【©︎V.LEAGUE】

 

■原 幸歩(はら・ゆきほ)

アウトサイドヒッター/身長180cm/1998年11月9日生まれ/佐賀県出身/誠英高→関西大

▼コメント

 今シーズンで引退することを決めました。今までたくさんの人に出会い、たくさんのことを学び、バレーボールが私を大きく成長させてくれました。今までの経験すべてがかけがえのない宝物です。バレーボールで学んだことを次の人生につなげていきたいと思います。ほんとうにありがとうございました。

 

 

山形理沙子(トヨタ車体クインシーズ)【©︎V.LEAGUE】

 

■山形理沙子(やまがた・りさこ)

セッター/身長170cm/1995年7月4日生まれ/宮崎県出身/延岡学園高→鹿屋体大

▼コメント

 試合に負けて悔しい気持ちやチーム一体となって勝利をつかむ喜びを体感することができ、そしてバレーバールを通してたくさんの人と出会うことができました。これからも、人を大切に、出会いを大切にして、新しい場所でも前向きにたくさんのことに挑戦していきたいと思います。

 

 

熊井風音(トヨタ車体クインシーズ)【©︎V.LEAGUE】

 

■熊井風音(くまい・かざね)

リベロ/身長167cm/1997年7月23日生まれ/千葉県出身/下北沢成徳高→日本体大

▼コメント

 3シーズンという期間ではありましたが、クインシーズの一員として過ごせたことはとても幸せです。今後は、バレーボールとは離れてしまいますが、新しいことに挑戦することの大切さ、自分自身を成長させるためには何が必要なのか、自分で考え行動することを忘れず、常に感謝の気持ちと謙虚さを胸にこれからの人生を熊井風音らしく生きていきます。

 

 

杉原若葉(トヨタ車体クインシーズ)【©︎V.LEAGUE】

 

■杉原若葉(すぎはら・わかば)

ミドルブロッカー/身長180cm/1995年6月10日生まれ/島根県出身/安来高→東レ→KUROBE

▼コメント

 一度は現役を退いた私に再びバレーボール選手として過ごす時間と場所を与えてくださったチームの皆さん、トヨタ車体の皆さんには心より感謝しています。私のバレーボール人生においてとても素敵で濃密な時間を過ごすことができました。

 

 

ダニエル・カッティーノ(トヨタ車体クインシーズ)【写真:月刊バレーボール】

 

■ダニエル・カッティーノ(CUTTINO Danielle)

オポジット/身長194cm/1996年6月22日生まれ/アメリカ出身/Ben Davis高→Purdue大→Casalmaggiore(イタリア)→Minas(ブラジル)

▼コメント

 私はほんとうにクインシーズの皆さんが大好きで、皆さんと離れるのはとても寂しいですが、クインシーズは私にとって忘れることのない特別な場所です。ほんとうにありがとうございました。

 

 

林田愛佳(トヨタ車体クインシーズ)【写真:月刊バレーボール】

 

■林田愛佳(はやしだ・あいか)

ミドルブロッカー/身長178cm/1999年8月19日生まれ/福岡県出身/誠英高→福岡大

▼コメント

 憧れていたVリーグでのプレーは喜びと苦しみの繰り返しでしたが、プレーヤーとしても社会人としても多くのことを学ばせていただき、とても貴重な時間だったと思っています。今後は自分の決断を信じていろいろなことにチャレンジしていきたいと思っています。

※選手のコメント全文はこちら

 

 

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