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女子日本代表はVNL第2戦でクロアチアを圧倒 14人全員がコートへ

 

 

【Photo:FIVB】

 

  ネーションズリーグ(VNL2023女子予選ラウンドは62日(金)に4日目を迎え、日本(FIVBランキング6位)は日本ガイシホール(名古屋市)でクロアチア(同30位)との第2戦に臨み、3-0で勝利した。

 

 クロアチアを率いるのは、かつて日本代表のコーチを務めたことがあるフェルハト・アクバス監督。そのクロアチアは立ち上がりでややミスが目立ち、リードを奪った日本は、林琴奈がキレのある攻撃を決めて点差を広げた。その後も井上愛里沙や古賀紗理那主将が硬軟織り交ぜた攻撃で得点を重ねると、松井珠己や和田由紀子もコートへ。相手の追い上げをかわし、荒木彩花が25点目を決めてセットを先取した。

 第2セットは一転して序盤から競り合いが続く。中盤まで一進一退だったが、14-15からブロックで同点にすると、第1セットの途中から出場していた島村春世のブロード攻撃や、古賀主将の得点が次々と決まって一気に21-15とリード。林やリベロ西村弥菜美のレシーブに関菜々巳のトスワークも光り、リズムを手にした日本はそのまま押し切ってセットを連取し、勝利に王手をかけた。

 

 第3セットはスタートからリベロに途中出場の小島満菜美が入り、この日24歳の誕生日を迎えた入澤まいがコートに戻ると、ブロック・スパイクで存在感を発揮した。チャンスボールからは林の時間差攻撃や古賀主将の高速バックアタックで得点を重ね、少しずつ点差を広げるとセット後半には横田真未や西川有喜、田中瑞稀らがコートへ。その後はクロアチアのブロックに阻まれて追い上げを許したものの、最後はラリーから井上が25点目を決めてストレート勝利。14人全員がコートに立って、開幕2連勝を飾った。

 

ネーションズリーグ2023女子予選ラウンド

1週名古屋大会

日本(FIVBランキング6位) 3-0 クロアチア(FIVBランキング30位)

25-17, 25-19, 25-20

 

日本の第1セットスターティングメンバー

関、古賀、荒木、林、井上、入澤、リベロ西村

 

■日本のトップスコアラー(上位3人)

古賀 18得点(アタック13得点、ブロック2得点、サーブ3得点)

林  12得点(アタック11得点、ブロック1得点)

井上 9得点(アタック9得点)

 

■日本の次戦(予選ラウンド第3戦)

6月3日(土)19:10

対戦相手:ブルガリア(FIVBランキング15位)

 

■次戦のテレビ放送予定 

BS-TBS 6月3日(土)19:00

TBS地上波 6月3日(土)25:58~(放送は一部地域を除く)

 

 

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