バレーボールの国内リーグ、2023-24 V.LEAGUE DIVISION2 MEN（V2男子）は3月24日（日）にV・レギュラーラウンドの全日程が終了した。同カテゴリーではV・ファイナルステージを行わないため、V・レギュラーラウンドの結果をもって最終順位が確定した。
前節にV2男子初優勝を決めていた北海道イエロースターズは、23日に行われた今季最終戦で埼玉アザレアと対戦。セットカウント1-2と追い詰められるもそこから逆転に成功し、有終の美を飾った。前節、埼玉と入れ替わり順位を落としたアイシンティルマーレは、今節、埼玉が北海道YSと富士通カワサキレッドスピリッツに連敗を喫して足踏みするなか、24日の今季最終戦でつくばユナイテッドSunGAIAと対戦し、3-1で勝利した。この結果、埼玉と入れ替わって再び4位へと浮上し、今シーズンを終えた。
また全日程終了に伴い、個人賞が決定。北海道YSの山田滉太が最高殊勲選手賞とサーブ賞の個人二冠に輝いた。
最終順位と個人賞は下記の通り。
＜最終順位＞
最終順位／チーム名／レギュラーラウンド勝敗／ポイント
優勝／北海道イエロースターズ／23勝4敗／64
準優勝／富士通カワサキレッドスピリッツ／19勝8敗／53
3位／ヴィアティン三重／17勝10敗／51
4位／アイシンティルマーレ／16勝11敗／45
5位／埼玉アザレア／15勝12敗／49
6位／大分三好ヴァイセアドラー／14勝13敗／43
7位／つくばユナイテッドSunGAIA／11勝16敗／33
8位／トヨタ自動車サンホークス／8勝19敗／27
9位／クボタスピアーズ／8勝19敗／24
10位／きんでんトリニティーブリッツ／4勝23敗／16
〈個人賞〉
【最高殊勲選手賞】
山田滉太（北海道イエロースターズ） 初受賞
【敢闘賞】
谷平拓海（富士通カワサキレッドスピリッツ） 2年連続2回目
【最優秀新人賞】
熊谷 周（大分三好ヴァイセアドラー）
【得点王】（最多得点）
高 偉誠（埼玉アザレア） 622得点 初受賞
【スパイク賞】（アタック決定率）
劉 鴻杰（クボタスピアーズ） 55.1% 初受賞
【ブロック賞】（セット当たりブロック決定本数）
田中友貴（富士通カワサキレッドスピリッツ） 0.73本 初受賞
【サーブ賞】（サーブ効果率）
山田滉太（北海道イエロースターズ） 10.7% 初受賞
【サーブレシーブ賞】（サーブレシーブ成功率）
熊谷 周（大分三好ヴァイセアドラー） 72.1% 初受賞
【フェアプレー賞】
郡 浩也（北海道イエロースターズ） グリーンカード2枚 2年連続2回目
【優勝監督賞】
浜崎勇矢（北海道イエロースターズ） 初受賞
特別表彰（Vリーグ栄誉賞）
［長期にわたってVリーグで活躍している選手］
（Vリーグ［1994/95シーズン以降］の試合出場が10シーズン以上で230試合以上出場した選手）
久保田雅人（大分三好ヴァイセアドラー）
岡村義郎（富士通カワサキレッドスピリッツ）
福島孝輝（トヨタ自動車サンホークス）
JVL 新リーグに向けたクラブライセンス判定結果の第1弾を発表
V2男子V・レギュラーラウンド順位表（3月24日終了時点）
| 順位 | チーム | 試合数 | 勝 | 負 | 勝率 | P | 得S | 失S | S率 |
| 1 | 北海道YS | 27 | 23 | 4 | 0.85 | 64 | 74 | 33 | 2.24 |
| 2 | 富士通 | 27 | 19 | 8 | 0.70 | 53 | 66 | 47 | 1.40 |
| 3 | ヴィアティン | 27 | 17 | 10 | 0.63 | 51 | 65 | 48 | 1.35 |
| 4 | アイシン | 27 | 16 | 11 | 0.59 | 45 | 57 | 51 | 1.12 |
| 5 | 埼玉 | 27 | 15 | 12 | 0.56 | 49 | 62 | 48 | 1.29 |
| 6 | 大分三好 | 27 | 14 | 13 | 0.52 | 43 | 62 | 56 | 1.11 |
| 7 | つくば | 27 | 11 | 16 | 0.41 | 33 | 47 | 58 | 0.81 |
| 8 | トヨタ自動車 | 27 | 8 | 19 | 0.30 | 27 | 43 | 67 | 0.64 |
| 9 | クボタ | 27 | 8 | 19 | 0.30 | 24 | 39 | 65 | 0.60 |
| 10 | きんでん | 27 | 4 | 23 | 0.15 | 16 | 32 | 74 | 0.43 |
※勝率、ポイント、セット率、得点率の順に高いチームが上位
P：ポイント
S：セット
V2男子試合結果一覧（3月24日終了時点）
