多摩地区を中心に東京都内の中学男女チームが集って毎年実施されている「むさしの国中学大会」。例年は8月に行われていたが、2024年度の第18回大会は今年3月26日、30日に開催された。(※参加チームの所在はいずれも東京)
この大会はかつて中央大附高(東京)を指導し、日本バレーボール協会で強化にも携わった故・中村四郎氏が東京都多摩地区の競技普及や選手・指導者育成を目的に立ち上げた「白門バレーボール教室」を前身に持つ。「むさしの国中学大会」と形を変えても毎年実施され、今回は東京都内の男子16チーム、女子17チームが参加した。
男子はひばりが丘中と東村山六中が決勝を争い、両チームとも基本的な技術に優れた印象。攻守でハイレベルな戦いを演じ、最後は攻めの姿勢を貫いたひばりが丘中が2-0(25-20,25-15)で勝利した。
女子の決勝は武蔵村山一中と福生二中によって争われた。ともにミスが少なく、かつ両エースの力が光り、試合はハイレベルなものに。25-23、26-24といずれもきん差で2セットを奪った武蔵村山一中が優勝を飾った。
第18回むさしの国中学大会/最終結果
=男子=
優 勝:ひばりが丘中
準優勝:東村山六中
第3位:東村山五中、東村山一中
参加チーム:三鷹一中、三鷹三中、立川三中、小金井一中、東村山一中、東村山四中、東村山五中、東村山六中、高井戸中、石神井西中、小平一中、小平四中、小平六中、桐朋中、ひばりが丘中、清瀬中
=女子=
優 勝:武蔵村山一中
準優勝:福生二中
第3位:光が丘一中・旭丘中、東村山三中
参加チーム:東村山一中、東村山三中、東村山五中、高井戸中、福生二中、小平二中、小金井一中、清瀬中、三鷹三中、多摩辺中、豊玉二中、光が丘一中・旭丘中、西池袋中、青嵐中、国分寺一中、武蔵村山一中、花小金井南中
(写真:大会提供)
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