
バレーボールの国内最高峰リーグ、2025-26大同生命SV.LEAGUE MEN(SV男子)は、12月27日(土)、28日(日)の2日間で10試合が行われた。
首位を走るサントリーサンバーズ大阪と、その背中を追う2位の大阪ブルテオンが、今季2度目の連戦。両チームは開幕節で対戦しており、1勝ずつを分け合っていた。初戦ではサントリーが1セットを失ったものの、ドミトリー・ムセルスキー(21得点)、髙橋藍(18得点)、イゴール・クリュカ(15得点)がバランスよく得点を重ね、ブロックでも14得点を記録して大阪Bを上回り、勝利を収めた。続く2戦目では第1セットを奪って勢いに乗ったサントリーが、大阪Bに反撃を許さずにストレート勝ち。首位攻防戦で連勝を飾ったサントリーが1位で年内の試合を終えた。
天皇杯で優勝を飾ったウルフドッグス名古屋はホームで日本製鉄堺ブレイザーズと対戦。初戦をストレートで勝利したWD名古屋は、続く2戦目では、攻撃の要である宮浦健人がアタック決定率73.7%と高い数値を記録して存在感を示し、チーム最多の15得点をあげて連勝に貢献した。
そのほかには東京グレートベアーズが連勝。ジェイテクトSTINGS愛知と広島サンダーズ、ヴォレアス北海道と東レアローズ静岡はそれぞれ星を分け合った。
【試合結果】
■12月27日(土)
サントリー 3-1 大阪B
WD名古屋 3-0 日鉄堺BZ
東京GB 3-1 VC長野
STINGS愛知 3-0 広島TH
東レ静岡 3-2 ヴォレアス
■12月28日(日)
サントリー 3-0 大阪B
WD名古屋 3-0 日鉄堺BZ
東京GB 3-1 VC長野
広島TH 3-0 STNIGS愛知
ヴォレアス 3-2 東レ静岡
SV男子順位表(12月28日終了時点)
SV男子順位推移表(12月28日終了時点)
■世界クラブ日本勢初の準優勝の大阪ブルテオンが帰国 3日後にはサントリーとの首位攻防戦へ
■「おまえ、バレーしにきてんだろ?」ルーキー山﨑真裕を奮い立たせたベテラン渡辺俊介の言葉。天皇杯優勝のWD名古屋で輝く努力の結晶
■男子世界クラブ選手権 大阪Bは決勝でペルージャに敗れるも日本勢初の準優勝
■天皇杯 JVA全日本選手権大会 WD名古屋が全試合失セット0の完全優勝 4年ぶり3回目の栄冠
■サントリーがホームゲームで「春の高校バレー」をフィーチャー
【図】連勝連敗がひと目で分かるSV男子結果一覧(12月28日終了時点)
