令和8年度九州大学春季バレーボール男子1部リーグが4月25日から5月17日にかけて、3週にわたって開催された。第1週(九州産大)、第2週(西日本工大)といずれも福岡での戦いを経て、最終週となる第3週は那覇市民体育館(沖縄)へと舞台を移して開催。タフなリーグ戦が幕を閉じた。
全勝の福岡大が安定した強さで連覇を達成
この春季リーグを制したのは、昨年の春季、秋季リーグに引き続いて福岡大だった。3連覇となった福岡大は開幕から安定した試合運びで白星を重ね、7勝0敗で全勝優勝に輝いた。
確かな安定感を示した福岡大で今年度、主将を務める4年の鬼倉大雅は、プレーとリーダーシップの両面でチームを引っ張った。
1週目の第2試合で行われた鎮西学院大との試合後、鬼倉は「相手のエース(園田柊弥/2年)がいちばんのポイントだったので、そこをまずブロックで止めて、相手に流れをつかませずに、こちらの流れにしてどんどんいけたらと考えていました」と振り返った。
園田のパワフルな攻撃に苦しむ場面もあったが、鬼倉は強い意識でマークを続け、1セット目には鮮やかな1枚ブロックを決めるなど、観客席を沸かせた。自身の出来についても「今日はよかったと思います」と手応えを語り、充実した表情を見せた。
代替わりを迎え、新しい戦力も加わった福岡大において、キャプテンの鬼倉は今年のチームの強みは「粘り強さ」にあると語る。
「1年生も含めて、アウトサイドヒッターを軸に粘ってラリーを続けられるチーム。最後は高いミドルブロッカーで切ったり、パイプなどを含めた強い攻撃を展開して、みんなが決めきれるようなバレーをやっていきたいです」
今後の具体的な目標について、鬼倉は「チームとしては西日本インカレ優勝、全日本インカレはベスト4を目指しています」と力強く語り、まずは目前に迫る西日本インカレへの闘志を燃やしていた。
次なる舞台
初夏の西日本インカレへ
春季リーグの全日程を終えた各校は、ここで得た課題と現在地を胸に、次なる公式戦へと向かう。
控えるのは、男子は7月2日(木)~5日(日)に広島で開催される西日本インカレだ。西日本の大学が一堂に集う舞台で、九州の各校がどのような戦いを見せるのだろうか。
取材/フジサキヒロ
■九州大学春季男子1部リーグ最終順位(入替戦前時点/カッコ内はセット率)
優勝 福岡大 7勝0敗
準優勝 長崎国際大 6勝1敗
3位 西日本工大 5勝2敗
4位 九州産大 4勝3敗
5位 鎮西学院大 2勝5敗(0.71)
6位 第一工科大 2勝5敗(0.59)
7位 九州共立大 2勝5敗(0.47)
8位 熊本学園大 0勝7敗
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