令和8年度全国高等学校総合体育大会 バレーボール競技大会(近畿インターハイ2026)女子最終日、決勝トーナメントの準決勝と決勝が草津市立滋賀トヨタアリーナ(くさつシティアリーナ)で8月7日(金)に行われる。ベスト4進出チームのここまでの勝ち上がりを振り返る
準決勝① 金蘭会高 vs. 横浜隼人高
■金蘭会高(大阪①)
昨年度の春高で優勝を経験したメンバーから多くの選手が入れ替わったチームは、7月の近畿大会で12連覇を果たした勢いそのままに、史上2校目となる3連覇を目指す。
春高で優勝を果たした日本代表の馬場柚希(筑波大1年)らが卒業。今年度は中山沙也主将や吉田桜香、2年生の西村里音が主力を担うなかで、池条義則監督は「不安定ながらなんとか持ちこたえている」と勝ち上がりを振り返る。決勝トーナメント2回戦(対米沢中央高/山形)ではフルセットとなった第3セット21-20の場面で、オポジットの吉田(桜)が得点すると1年生の酒井志穂がサービスエース、西村のスパイクの3連続得点で勝負を決定づけた。8月6日(木)から開催される「2026女子U17世界選手権大会」に主力の3選手を送り出しているなかで、見事ベスト4入り。国際大会で戦う仲間たちに最高の結果を報告できるか。
■横浜隼人高(神奈川①)
ダブルヘッダーの大会3日目、3回戦で細田学園高(埼玉)、準々決勝で古川学園高(宮城)をいずれもストレートで下し、初のベスト4入りを果たした。
コートに立つのは下級生時から主力の3年生7人。なかでもセッターの瀧澤咲羽が組み立てる攻撃は相手をほんろうする。エースの佐々木結愛がレフトからコース幅の広いスパイクを放てば、対角を組む片野杏、そしてオポジットの松澤杏も威力のあるスパイクで得点。ミドルブロッカーの石渡心珠と河瀬結衣はブロックでディフェンスを支える。キャプテンでリベロの杉原南美は守備でチームに貢献し、どこからでも得点できる攻撃の起点となる。全国私立高等学校男女選手権大会(さくらVOLLEY)で準優勝に輝いた実力を発揮し、チーム史上初の記録をさらに更新したい。
準決勝② 東九州龍谷高 vs. 下北沢成徳高
■東九州龍谷高(大分)
日本代表の忠願寺莉桜がキャプテンとして引っ張る今年度のチーム。なかでも全国高校選抜候補のミドルブロッカー松尾侑和とセッターの吉村はぐみ、昨年度からスタメンを担うアウトサイドヒッター鎌倉詩織は、忠願寺主将とともに経験豊富だ。
※※吉村の吉はつちよし
第3シードとして決勝トーナメントから登場。奈良女高(奈良)と高知中央高(高知)にストレート勝ちを収めて勢いに乗ると、準々決勝ではともに昨年度の春高でベスト4に輝いた大阪国際高(大阪②)と対戦。第1、第2セットはジュースにもつれ、互いにセットを取り合う。フルセットとなった第3セットは終盤に忠願寺主将の強烈なスパイクなどで一気にリードを奪い、準決勝進出を決めた。ベスト4に終わった2年前の夏を超え、2017年以来の栄冠をつかむことができるか。
■下北沢成徳高 (東京②)
昨年度は出場できなかった夏の全国大会で、非凡な力を持つ選手たちが躍動。予選グループ戦を含めて失セット0で最終日に駒を進めた。
今年度のチームは2人のセッターが同じコートに立つ。キャプテンで昨年度から司令塔を務める土岐陽夏主将は「チームを勝たせられる、絶対に必要だと思われるセッターになりたい」という並々ならぬ思いで、ここまで歩みを進めている。もう一人のセッター、日本代表の小林天音とともに攻撃にも積極的に参加し、二冠目へと手を伸ばしている。ミドルブロッカーでともに3年生の鈴木梨那と和田沙希、またアウトサイドヒッターではU18日本代表の2年生コンビ、カバ カディアトゥと髙田実優花という強力なスパイカー陣がそろうなかで、ここからはセッター2人の組み立てが大きなカギとなる。
【近畿インターハイ2026/8月7日試合予定】
<会場>
草津市立滋賀トヨタアリーナ(滋賀)
■準決勝
【9:30〜】
[Aコート]
金蘭会 × 横浜隼人
[Cコート]
東九州龍谷 × 下北沢成徳
■決勝
【準決勝終了90分後に開始】
[特設コート]
金蘭会 or 横浜隼人 × 東九州龍谷 or 下北沢成徳
文/廣田充則(編集部) 写真/山田壮司、編集部
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