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【世界バレー開幕直前!】浅野博亮スペシャルインタビュー

いよいよ、世界バレー開幕! 月バレでは、注目の3選手スペシャルインタビューをドドンとお届けします! お次は…、全日本No.1マルチプレーヤーの浅野博亮選手!! 安定したレシーブと、高い跳躍力を武器に戦う浅野だが、ケガに苦しみ、“アタッカー”ではなく、“リベロ”としてコートに立つこともあった。その裏に秘められた思いとは――

 

――ネーションズリーグからここまでの過程を振り返って

雰囲気もよく練習できているし、一人一人がやらなければいけないことが明確になっています。ネーションズリーグでは、スタッフの方がすべてをデータ化してくれ、練習でも毎日毎日同じ練習ではなく、見つかった課題を克服できるような練習を毎日やってきました。

信じて練習についていくこと自体が克服にもなっていますし、やるだけではなく、「さらにいいものにしていく」という気持ちで成長できていると思います。

――全日本としての経験も積み、立ち位置も変化してきました

たった2年前は“若手”だったのが、今ではチーム内で上から数えたほうが早い。そういった目まぐるしい変化はありましたね。ですが、年齢が下の選手が増えたことで、「チームに対していろいろな影響力を与えられるようにしなければならない」という思いがありました。環境が自然とそうさせたのかもしれません。

自分自身、ケガをしたこともあり、正直に言えば「やめたい」という思いがよぎったこともありました。それでも、早期復帰することができ、また選んでいただけた。だから、もう少し。もっと先の“東京オリンピック”という大きな目標へ向けて頑張りたい。もしもこの先に“東京オリンピック”がなかったら、諦めてしまっていたかもしれない。そのくらい自分にとって“東京オリンピック”は大きいです。

 

 

――その目標へ向け、現在は順調に進んでいると感じていますか

はっきりいえば、今年はすごく順調かな、と。2015年のワールドカップでは大会1週間前に捻挫。翌年のOQT(オリンピック世界最終予選)では前十字(靭帯)を切ってしまい不参加。そして昨年はリベロ。その段階を踏んだうえで、今はアタッカーとして出場できている。

やっぱり“アタッカー”としては、打ちたい気持ちがあるので、今年は楽しめています。もちろん、これまでもいい経験はできましたが、心の中では「この身長でもサイドで出たい」という思いがずっとありました。

ほんとうのことを言えば、ここ2~3年は、こんな身長の自分がいつまでも全日本でバレーをやっていること自体、申し訳ないと思うこともあったんです。サーブレシーブも返さなければならない、スパイクを打つこともどこか自分であきらめて、逃げ腰なバレーをしていました。

でも、今はそうは思いません。“やらなければいけない”ではなく、“やろう”と。ミスが怖いのなら、攻めて、攻めて、攻めればいいんだ、と。もう、年齢も若くはありませんし、ケガも乗り越えた。だからこそ、がむしゃらにしがみついていきたいと思っています。

 

――あらためて、意気込みを教えてください

自分はワールドカップ(2015年)、OQT(2016年)、グラチャンバレー(2017年)では、“本職”と言いますか、自分がやりたいと思った“アタッカー”としてのポジションで参加することができませんでした。

それが、今は“アタッカー”としていいアピールができている。世界バレーでは、アタッカーとしての自分の力を十分に発揮したいと思っています。もちろん、第一はチームが勝つことに貢献する。その上で、自分のアタッカーとしてのアピールをしていきたい。

チームとしても、2020年の東京オリンピックへ向け、世界バレーはすごく重要な大会になります。今の全日本は個々の能力もすごいものを持っている人はたくさんいますが、何よりもチーム力が今までに比べ、すごくよくまとまっていると感じています。その部分をしっかり本番で出すことができれば、今までにないくらいの力で戦えると思うので、しっかり結果を残していきたいです。

 

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