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セリエA[第8節]パドヴァ石川が最多得点で2戦連続MVP

 ボンジョールノ! 世界最高峰リーグの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』!! さぁ、日本代表のエース石川祐希の活躍が止まりません。上位チームに勝利し自身初のMVPに輝いた前節に続いて、第8節も…、大活躍!!(Photo:Legavolley.it)

※ポジション表記/OH …アウトサイドヒッター、OP…オポジット、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

■石川がチーム最多22得点で2戦連続MVP。パドヴァは勝ち越し

[MATCH OF THE ROUND]

パドヴァ 3(25-20,25-15,18-25,25-22)1 ラティーナ

 前節で“トップ4”のトレンティーノに今季初黒星をつけて、自身はプロ転向後初となるゲームのMVPに選手された、パドヴァの石川祐希(日本)。第8節は、中央大在学時代に所属したラティーナをホームに迎えた一戦。石川はOHルイジ・ランダッツォ(イタリア)の対角で先発出場を果たす。試合は第1セットを中盤に逆転して先取すると、第2セットは大差をつけて獲得。第3セットは奪われたが、第4セットを取り切り勝利を収めた。

 この日、石川は3本のブロックポイントを含む、両チーム通じて最多22得点をあげる活躍を見せて、2戦連続となるMVPに選出された。パドヴァはこれで成績を4勝3敗とした。

世界最高峰リーグで力を存分に発揮している石川(コート奥)

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ペルージャ 3(25-14,25-18,25-18)0 ラヴェンナ

 ペルージャはこの日、OPアレクサンダル・アタナシエビッチ(セルビア)に代えて、在籍2シーズン目のシュールト・ホーヘンドールン(オランダ)を先発で起用。そのホーヘンドールンがチーム最多14得点をマークし、試合のMVPに選ばれた。

ペルージャのリベロ、マッシモ・コラーチ(イタリア/写真左端)、異名は“ピラニア”!!

モデナ 3(22-25,25-23,25-22,25-21)1 トレンティーノ

 モデナはOHバルトシュ・ベドノシュ(ポーランド)が最多6本のサービスエースをマークすると、OPイバン・ザイツェフ(イタリア)も18得点をあげて勝利した。対するトレンティーノはOHアーロン・ラッセル(アメリカ)が5本のサービエースをあげるも、2連敗。

モデナの司令塔Sマイカ・クリステンソン(アメリカ/写真右)のトスワークも光る

モンツァ 3(25-21,25-19,25-21)0 ヴェローナ

 休息週を挟んだモンツァはOPバルトシュ・クレク(ポーランド)が3本のブロックポイントを含む、チーム最多19得点をあげて勝利。OHドノバン・ドザボロノク(チェコ)が13得点、MBビクトル・ヨシホフ(ブルガリア)が12得点と続いた。

ゲームのMVPに選出されたクレク(写真左)

ミラノ 3(24-26,25-18,25-17,25-18)1 ソラ

 ミラノはエースOPニミル・アブデルアジズ(オランダ)がチーム最多28得点をマーク、OHネマニャ・ペトリッチ(セルビア)が15得点と続き、連敗を2でストップ。対照的に、ソラは2連敗…

ミラノのMBヤン・コザメルニク(スロベニア/コート奥中央)のクイック

ルーベ 3(25-27,25-18,25-17,25-21)1 ヴァレンティア

 開幕から無敗街道を突っ走るルーベは、この日もOHイオアンディ・レアル(ブラジル)がチーム最多25得点、アタック決定率72%の大活躍。第1セットはジュースの末に落としたが、第2セット以降は圧倒する内容で逆転勝利。現在9連勝!!

レアル(写真中央)は今季安定したパフォーマンスで得点を量産

セリエA男子 レギュラーシーズン順位(round8終了時)》※ピアチェンツァは休息週

1 ルーべ 9勝0敗(勝ち点26)-

2 モデナ 7勝1敗(勝ち点21)-

3 ペルージャ 7勝2敗(勝ち点19)▲

4 トレンティーノ 6勝2敗(勝ち点18)▼

5 ミラノ 4勝3敗(勝ち点12)-

6 パドヴァ 4勝3敗(勝ち点11)▲

7 ヴェローナ 3勝5敗(勝ち点9)▼

8 モンツァ 2勝5敗(勝ち点9)▲

9 ラヴェンナ 2勝6敗(勝ち点7)▲

10 ラティーナ 2勝5(勝ち点6)▼

11 ピアチェンツァ 2勝5敗(勝ち点5)-

12 ヴァレンティア 1勝6敗(勝ち点4)-

13 ソラ 1勝7敗(勝ち点3)-

※勝敗(勝ち点)。記号は前節からの順位推移

 

(責任編集:GUCII<坂口功将>)

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