女子世界バレー2018は、２次ラウンド最終日を迎え、日本はブラジルと対戦。ともに３次ラウンド進出が懸かった大一番。日本は１セットでも取れば、セット率の差で３次ラウンド進出が決まるという状況の中で、第１セットの大接戦を25－23で取り切った。

　その後の第２セットも25－16と差をつけて連取したものの、最後の最後まで戦う姿勢を貫いたブラジルが意地を見せる。第３セット26－28、第４セット21－25、第５セット11－15で、日本はフルセットの末に敗れた。

　中田久美監督は、「メダルを取るためにもまず３次ラウンドに進めてよかったと思っている。ただ、試合内容としては納得いくものではないので、しっかり気持ちを切り替えてまた準備したい」と気を引き締める。

　３次ラウンドには、イタリア、中国、アメリカ、オランダ、セルビア、日本の６チームが進む。試合後には３次ラウンドの対戦カードを決める抽選会が行われ、日本はイタリア、セルビアと同組に入った。ここからはこれまで以上に強い相手との、より熾烈な戦いが繰り広げられる。

　３次ラウンドは10月14日～16日に日本ガイシホールで、決勝ラウンドは10月19日～20日に横浜アリーナで行われる。

　メダル獲得に向けて突き進む火の鳥NIPPONに、日本中からエールを送ろう！

【２次ラウンド-POOL E-最終順位】
１位：オランダ（勝ち点24／８勝１敗）
２位：日本（勝ち点22／７勝２敗）
３位：セルビア（勝ち点21／７勝２敗）

ーーー上位３チームが３次ラウンド進出ーーー

４位：ブラジル（勝ち点20／７勝２敗）
５位：ドミニカ共和国（勝ち点16／５勝４敗）
６位：ドイツ（勝ち点14／５勝４敗）
７位：プエルトリコ（勝ち点９／３勝６敗）
８位：メキシコ（勝ち点３／１勝８敗）