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春高2024

ファイナル3進出へ WD名古屋がホームでパナソニックにリベンジ誓う【V1男子見どころ】

  • V1
  • 2021.03.18

■サントリーを苦しめたFC東京。堺戦も混戦予想か

 堺大会では、5位の堺ブレイザーズと8位のFC東京が激突。FC東京のホームで2月末に行われた前回の対戦では、初日に堺がフルセット勝利をおさめるも、2日目はセットカウント3-1でFC東京が勝利を果たした。勝ち星こそ遠いものの、上位チームともフルセットの熱戦を展開し地力を見せているFC東京。リーグトップのアタック決定率(60%)で躍動するミドルブロッカーの栗山英之、圧倒的な打数で勝利への道を切り拓くピーター・プレモビッチらの活躍も強みに、先週は、首位サントリーとフルセットの激闘を繰り広げた。

 

 また、現在FC東京を率いているのは、2016年から2019年まで堺の監督を務めた真保綱一郎監督。もちろんコートで実際にプレーをするのは選手だが、堺の特徴や選手の力量をよく知る監督が戦略を練る立場にいることは、堺戦でのチームの健闘ぶりに繋がっている理由の一つなのかもしれない。今週の堺戦でも、序盤から積極的な攻撃を仕掛け、試合のペースをものにできるか。盛り上がる堺の応援にのまれないよう、集中力も高めていきたいところ。

  

 ホームでの試合が続く堺は、サントリーやジェイテクトとの連戦の中、直近の試合では4連敗と悔しい結果に。今週も油断ならない相手との対戦を迎える中、勝利でホームを元気づけられるか。攻めの姿勢を貫いてくるであろうFC東京に対し、チームの強みでもあるブロックを機能させていかに相手セッターや攻撃陣へ、精神的ダメージを蓄積させていけるかにも注目だ。そして、守備でセッター関田誠大をバックアップしながら、多彩な攻撃で相手ブロッカーを困惑させる、堺らしいバレーを展開していきたいところ。

         

■入替戦進出を免れたい下位チーム。大分三好はサントリー、VC長野は東レに挑む

 おおきにアリーナ舞洲(大阪府大阪市)ではサントリーサンバーズのホームゲームが行われ、首位を走るサントリーと10位の大分三好ヴァイセアドラーが対峙する。また、この日は、バスケットボール「B.LEAGUE 大阪エヴェッサ vs. レバンガ北海道」と同日同会場開催が実施される上、サントリー戦の開始前には、東山高(京都)と市立尼崎高(兵庫)によるエキシビションマッチも開催される。観客の熱気が一段と高まる一日となるだろう。

 

 これまで、サントリーから1セットも奪うことができていない大分三好。総合力で見ればサントリーに分がある対戦だが、どうにか突破口を見出して得点を重ねていきたいところ。まずはサーブから綿密な戦略を練り、序盤から果敢に攻めていけるか。身長218センチの長身オポジット、ドミトリー・ムセルスキーの高さや柳田将洋、藤中謙也らを軸に攻撃力を誇るサントリーに対して、少しでもブロックで対応し、抵抗していけるかもカギとなる。

 

 東レアローズのホームゲームとなる三島大会では、6位の東レと9位のVC長野トライデンツの一戦が行われる。今季は、V・レギュラーラウンドの最下位(10位)がV2男子との「V・チャレンジマッチ(入替戦)」に進むが、現在、その入替戦進出を争っているのが、VC長野(32戦4勝)と大分三好(32戦3勝)。下位争いの行方からも目が離せない状況だ。

 

 その中、VC長野がホームの東レに挑む今週。これまでの両チームの対戦成績は、2戦ともにセットカウント3-1で東レが勝利しており、VC長野は今週も厳しい戦いを強いられるだろう。とはいえ、リヴァン・ヌルムルキのバックアタックを絡めた攻撃や守備での粘りを見せ、上位チームとも互角の戦いを繰り広げる底力はある。リーグも佳境を迎える中、アウェーの地で爪痕を残せるか。対する東レも、一つでも順位を上げるために負けられない一戦。下位チームとの連戦となる残り4戦に、今一度気を引き締めて臨む。

  

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