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春高2024

男子U23アジア選手権/フルセットでインドに粘り勝ち

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  • 2019.08.09

 日(土)~11日(日)までネーピードー(ミャンマー)で開催されている『第回アジアU23男子選手権大会』。その2次ラウンド第2戦、日本はインドと対戦しセットカウント3-2で勝利を飾った。なお、戦評は以下の通り。

【photo:AVC】

   

男子U23代表

 

 日本のスターティングメンバーは、新井雄大、村山豪、牧山祐介、大塚達宣、佐藤駿一郎、宮浦健人、リベロは堀江友裕。

 

 第1セット、村山のクイックや大塚のスパイクで得点を重ねたが、コンビミスも出て3-6。日本は、そこから堀江の好レシーブや宮浦の決定力で14-14とインドに追いついたものの再びコンビミスで2点差に。終盤、金子聖輝と渡邉晃瑠を2枚替で起用したが、あと一歩インドをとらえきれず。20-25でセットを失った。

  

 第2セット、渡邉、小澤宙輝、梅本鈴太郎がコートへ。渡邉のブロックも出て勢いに乗った日本は、序盤から7-3とリードを奪った。中盤も13-6とリードする日本に対し、インドも高いブロックで応戦。それでも、小澤や渡邉の活躍で23-16と日本ペースで試合は進み、最後は梅本のクイックで日本がセットを奪取した。

 

 第3セット、セッターに金子を起用。立ち上がりは相手ブロックが冴え2-5とインドにリードされたものの、佐藤のクイックや相手ミスで9-9と互角の戦いとなった。その中、梅本のブロックや佐藤のサービスエースで日本が一歩リード。終盤は接戦となるが、途中出場の富田将馬や小澤の得点で日本がセットを連取した

   

 第4セット、お互いにサイドアウトの取り合いで5-5となるが、サーブで崩された日本はミスを出し、さらに連続ブロックを喫して5-10と苦しい展開に。コンビがかみ合わずその後も点数を広げられた。中盤、富田の好レシーブから小澤が決めて日本が14-19まで迫ったが、終盤までインドのペースのままセットを奪われ、勝負はフルセットにもつれ込んだ。

  

 第5セット、小澤のバックアタックや富田のスパイク、さらに相手のミスもあって日本は3-0とスタートダッシュに成功。さらに、金子のサーブで崩し渡邉や佐藤がダイレクトスパイクを決め5-0としたが、インドも粘りを見せ、8-3から8-5と点差を縮められる。さらに、サービスエースを決められて13-11とインドに迫られたが、その後は渡邉、小澤を中心にしっかり得点を重ね勝利をつかみ、粘った日本が勝負をものにした。

 

 なお、この結果日本は2次ラウンドF組を首位で通過し、クオーターファイナルラウンド(1-8位)へ進出。次戦は、現地時間の8月9日(金)13:30から、E組4位のスリランカと戦う。(日程の詳細はこちら

 

<試合結果>

日本 3(20-25,25-18,25-23,18-25,15-12)2 インド

健闘を見せた小澤
高さのあるブロックで応戦
途中出場の金子も躍動
多くの選手がコートに立ち勝利に貢献した
優れた身体能力を持つインドに粘り勝ち

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