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春高2024

パナソニックファン感謝祭[黒豹フェス]レポ

  • V1
  • 2019.10.22

 そして、イベントを締めくくったのは、今季、フランスリーグの『パリバレー』へと活動拠点を移す福澤選手の挨拶。「フランスに行く前に、こうしてパンサーズのユニフォームを着て、最高のメンバーと一緒に最高のファンの皆さんの前で楽しい時間を過ごせてよかったです。ほんとうにチームにも理解をいただき、ファンの皆さんにもたくさん声をかけていただき、大きな挑戦ができるということは幸せに思います。僕自身、厳しい環境の中に身を置いて自分の限界がどこにあるのか、それをフランスで知りたいと思います。パンサーズと併せて、僕のパリでの挑戦の方も後押ししていただけたらなと思います。今季はパナソニックパンサーズとパリバレーの応援をよろしくお願いします。ありがとうございました」と決意表明、そしてファンへの感謝の気持ちを述べた。

  

 また、川村慎二監督は「本日はほんとうにありがとうございました。ここにいるメンバーで一戦一戦、戦っていきます。ただ、福澤選手がパリバレーの方に行ってしまいますが、福澤選手はパリでオリンピックを見据えてしっかり頑張ってくれると思います。こちらも福澤選手に負けないように強いチームを作って、優勝報告できるように頑張っていきます。今シーズンもよろしくお願いします」と、福澤へのエールとともに意気込みを語った。

  

 そして、最後にチームを代表して清水選手から福澤選手へとプレゼントが送られた。すると、「パリは物価が高いと聞いたので、リーグの優勝賞金の1500万円をプレゼント!」と、清水選手。会場からは「え~!」という声が上がったが、これはもちろんジョーク(笑) チームからのプレゼントは、「道」というプリントが入ったインナーウェア(DESCENTE製)だった。「これを着て練習を頑張ってください」と、11年間共にパンサーズでプレーしてきた清水からプレゼントを手渡されると、最後は2人で抱擁を交わし、会場からは拍手が送られた。

  

ファンへのメッセージを述べる川村監督(中央)
プレゼントのインナーを制作したDESCENTEのプラカードとともに集合写真
最後は福澤を胴上げ。「まだ辞めへんけどな!」と福澤がコメントすると会場の笑いを誘った

 そしていよいよ黒豹フェスは閉幕。最後は、参加者全員がステージを通過し、選手とハイタッチしながらのお別れとなった。スタッフや選手、そしてファンやひらかたパークの関係者らが一体となり作り上げた「黒豹フェス」は、大盛況で幕を閉じた。

 

 今回の黒豹フェス開催について、主体となって企画に携わったひらかたパークの広報・津田さんは、「今年の2月くらいに、パンサーズさんの選手特集で園内を使わせてほしいという打診があり撮影を行った際に、”枚方市を盛り上げるようなイベントをやりませんか”というお話を初めてさせていただきました。それからコラボイベントをやってみようか、という流れになり、本日にいたります。天気が雨予報という中でこれだけの方々に来ていただけて、ありがたいですね。今後もコラボイベントなどを実施するので、バレーの試合を見るだけではなく、一日中、枚方市で遊んで帰ってもらえたら嬉しいなと思います」と、語った。

 

 10月26日(土)からはいよいよ男子大会が開幕するV.LEAGUE。各チームが工夫を凝らしたホームゲームイベントを行うなど、より「観客を楽しませよう」という意識が見られる今シーズン。ぜひ会場に足を運び、バレーボールはもちろん会場でのイベントや飲食などもお楽しみいただきたい。そして、各ホームゲーム会場に足を運ぶ前や試合後には、周辺の観光地にふらりと訪れてみるのもいいだろう。自分なりの楽しみ方を見つけて、楽しいVリーグ観戦を!

 

スタッフ陣もさまざまな役回りを担当し、一体となってイベントを盛り上げた
中心となり開催に携わったひらかたパーク広報の津田さん(左)と事業部の高山さん(右)
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