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春高2024

シッティングバレーボール/イベントルポ~前編~

  • 編集部取材
  • 2019.01.18

 1月6日(土)、武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京)にて野村ホールディングス株式会社主催による「シッティングバレーボール体験会/エキシビションマッチ」が実施された。

 

■おしりはコートにつけたまま! 競技の魅力に触れた体験会

 

 

 午前中は公募により集まった参加者を対象に、シッティングバレーボール日本代表の選手たちが直接指導する体験会が催された。冒頭で一般社団法人日本パラバレーボール協会の真野嘉久代表理事がルール説明や選手紹介を行い、マイクを手に「今日は厳しくやっていきますよ!」と笑顔。選手たちもユーモラスな自己紹介や、義足の説明を交えながら競技への門戸を開く。

 

 

 アップに始まり、サーブやスパイクを練習、グループに分かれてのパス回しなど、メニューは多岐に渡った。パス回しでは、一つのグループが最多125回もボールをつなぎ、真野代表理事は「この競技にとって重要な要素である『動いて、(ボールを)取る』といった、次に向けた準備がすでにできています!」と目を丸くした。

 

 

 また、体験会には元全日本女子の中道瞳さん、高田ありささんが一般の参加者に加わりグループを組んだ。体験会の最後には、4つのグループで練習ゲームが行われ、競技特有の難しさを身に染みながら、ボールをつなぐ“喜び”や“楽しさ”を味わっていた。

 

 

 今回の体験会に参加し、そのプレーセンスと爽やかな笑顔で会場を沸かせた小学5年生の虎之介くん(11歳)は、「シッティングバレーボールは初めてでした。難しかったですが、とても楽しかったです」とコメント。お母さんは「全日本の方々と一緒に体験することができるなんて、夢のようでした」と喜んだ。

 

 

 シッティングバレーボールは、おしりをついてプレーすることがルールにより定められている。初めて競技に触れた人や、現役で活躍する選手たちが“しり”あう機会になった。

 

イベントルポ~後編~は【レジェンドが集結したエキシビションマッチ】

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