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《短期企画》ユニを語ろう-その3(最終回)-

  • コラム
  • 2020.07.16

7月15日(水)発売の『月刊バレーボール』8月号に掲載の『栄光のユニフォーム特集』。月バレ編集部イチのユニフォームフリークを自称するGUCIIがあくまでも個人的な観点から「ユニフォーム」を語る短期連載コーナー(全3回)

<<短期連載>>

ユニを語ろう

GUCII 私が入社したのが2016年3月になりますので、バレーボール界のユニフォームを注視し始めてから4年と少しになります。ですから、すべてを“網羅している”わけではありませんので、その点に関してはあしからずご容赦いただきたいのですが、今回はいつも私がユニフォームをチェックする中で意識している“3つの視点”から、気ままに語りたいと思います。

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【その3 着用率高めのカナリアイエローは王国の証し

ブラジル男子1st

ワールドカップバレー2019で優勝したブラジル男子

 これは単純明快。ずばり、強い=かっこいい!! あらゆるスポーツで当てはまりますね。実績を重ねるほど、ユニフォームにもオーラが出てきます。特に代表チームのユニフォームなどは国旗を想起させるカラーリングに始まり、時代によって裁断や素材からデザインも変化するとはいえ、イメージが大きく変わることはありません。

 

 今回、取り上げたいのは長らくFIVBランキング1位に君臨するバレーボール王国ブラジル。サッカーも有名で、スポーツの代表チームは小鳥のカナリアの鮮やかなイエローをユニフォームも採用します。おそらくバレーボールのブラジル代表と聞けば、黄色のユニフォームを想像する方も多いのではないでしょうか。

2004年アテネオリンピック(写真:FIVB)
2006年世界選手権(写真:FIVB)

  バレーボールのブラジル男子を振り返ると、黄色のユニフォームがまるで手にした金メダルのように輝いています。ただ、時代によって差し色やパンツの配色が異なるようで世界選手権3連覇(2002年〜2010年)を遂げた時代は黄色×緑色が多く、最近は黄色×青色の傾向にあります。

 

 ちなみに、国民を熱狂と興奮にいざなった2016年のリオデジャネイロオリンピックはシャツとパンツをまたがるように施されたグラフィックが印象的なデザインでした。

2010年世界選手権(写真:FIVB)
2016年リオデジャネイロオリンピック(写真:FIVB)

 さて、ふと頭をよぎった疑問がありまして…。それは、黄色以外のユニフォームを着ているブルーノ・レゼンデやイオアンディ・レアルをそんなに見たことがないな…、というもの。ここ数年のモデルでは、リベロが青色や白色のユニフォームを着用しています。2019年のネーションズリーグ予選ラウンドの日本戦では青色でしたが、目にしたのはそれくらいだぞ…。

 

 実際に調べてみると、ありました! 昨年のワールドカップバレーではオーストラリア戦で青色のユニフォームを着ていました(リベロは黄色)。

 

 とはいえ、それほど頻度は多くないはず。ワールドカップバレーも全11試合のうち、この1試合だけです。

 

 例えば、日本男子は赤色、白色、それに黒色を着まわしていましたよね。ほかにもポーランドは赤色、白色、黒色に近い紺色の3パターン、イタリアは青色と白色と、そのシーズンに採用されたカラーリングをバランスよく着ているイメージがあります。その一方で、ブラジルはなぜこれほど偏っているのか…。

貴重な!? ブルーのブルーノ(写真:FIVB)

 一つ、仮説を立てるとすれば、それは『色が被ることが少ない』ではないでしょうか。

 

 実は【ユニフォームクラッシュ】という言葉がありまして、スポーツの試合では対戦するチームどうしのユニフォームのカラーが似てしまうことで、視認性が低下するケースがあります。とくにサッカーやラグビーなどの、選手の接触が生じる競技では厳格に考慮されます。バレーボールはネットを挟んでいるので、チームを見間違うことはないのですが、学生どうしの試合ではそっくりな色のユニフォームがコートを埋め尽くす時もありますからね…。

 

 で、ブラジルの場合ですが、いわゆる世界三大大会や国際規模の大会で対戦するようなFIVBランキング上位国を見ると…、黄色をチームカラーとして採用している国が見当たらないんです。つまり、クラッシュすること自体が稀という。先述のワールドカップバレーでは、オーストラリアのユニフォームが黄色ないし緑色がメインカラーになるので、クラッシュを避けるために青色を採用したのだと!

 

 国旗から想像する限りベネズエラやコロンビアと対戦するような、南米選手権ではブラジルが青色のユニフォームを着る確率も高くなるのかもしれません。

ワールドカップバレー2019(写真:FIVB)

 極論を言えば黄色をメインカラーとするような国が台頭しない以上、しばらくはブラジル男子の黄色ユニフォーム着用率は高いまま。もちろん王国はその地位を譲ることもないはず。

 

 きたるオリンピックの舞台では、どんなデザインのユニフォームを着てブラジルがやってくるのか。心待ちにしましょう!!<文・GUCII>

2019年から加わったエース、イオアンディ・レアル

 全3回の企画にお付き合いいただき、ありがとうございました!

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バレーボール史を彩ってきたユニフォームを振り返る『栄光のユニフォーム特集』は、月刊バレーボール8月号に掲載!!


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