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ITA20/21[第15節]連敗脱出のラヴェンナ2連勝

  • 海外ニュース
  • 2020.12.22

 ボンジョールノ! 世界最高峰リーグの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』!! レギュラーシーズン後半戦は早くも半ばへ。ここまで下位に甘んじているチームも、まだ終わらんよ!と言わんばかりに熱きプレーを見せました。第15節(後半第4節)は、ラヴェンナの模様から(Photo:Legavolley.it)

※ポジション表記/OH …アウトサイドヒッター、OP…オポジット、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

■毎試合でヒーローが交代。一戦に全集中で、ラヴェンナが連敗脱出から連勝

[MATCH OF THE ROUND]

ラヴェンナ 3(25-22,26-24,23-25,25-19) チステルナ

〔12/20@ラティーナ〕

 例年はポテンシャルの高い選手たちの爆発力を一つの武器としていたラヴェンナだが、今季は開幕3連敗とスタートダッシュに失敗。第4節のチステルナ戦で今季初白星を挙げたものの、そこから7連敗と苦しんだ。とはいえ、そのうち3試合がフルセットであり、“勝ち切る力”を手にすれば結果も変わるはず…。

 そうして現地12月17日に、延期されていた第10節で敵地パドヴァに乗り込むと、第1セット、第2セットをジュースの末に獲得する。まずは一つのセットを“取り切る”ことに全集中し、ついに連敗ストップ。OHエリック・レプキー(カナダ)がチーム最多21得点を、MBアレックス・グロズダノフ(ブルガリア)が4本のブロックポイントをあげた。

パドヴァ戦で連敗のトンネルから脱出し歓喜するラヴェンナの選手たち

 それから3日後、アウェー2連戦となる第15節(後半第4節)はラティーナでチステルナと対戦。今季はここまで下位を争うものどうしで、両チームにとって負けられない一戦だ。ここでもラヴェンナはセット終盤まで拮抗した展開をものにし、2セットを先取。第3セットこそ落としたものの、3−1で勝利した。この日の主役は、OPジュリオ・ピナーリ(イタリア)で4本のブロックポイントを含むチーム最多23得点、またMBステファノ・メンゴッチ(イタリア)が5本のブロックポイントをあげるなど、前節とは異なるヒーローたちの活躍で連勝を果たした。

 ラヴェンナのマルコ・ボニッタ監督は「勝ち点3を取れたことは素晴らしいが、まだ戦いは続くことを肝に命じなければ」と辛口も、「選手たちは集中して、やるべきことをできる限りやってみせた」とたたえた。飛び抜けた存在がいるわけではなく、全員が主役になりえる。その力を結集さえ、ここから一気に巻き返しを図る。

《第10節》ラヴェンナ 3(26-24,27-25,22-25,25-22) パドヴァ〔12/17@パドヴァ〕

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◆ペルージャ 3(25-20,25-22,26-28,25-20)1 ヴェローナ

〔12/19@ペルージャ〕

 各々がやるべきことを果たす。それが強いチームの特徴であるが、この日のペルージャはまさにそれだった。エースOHウィルフレド・レオン(ポーランド)が3本のサービスエースを含む最多20得点、守ってはMBセバスティアン・ソレ(アルゼンチン)が6本のブロックポイントをマーク。各セット途中出場のSヤン・ツィンマーマン(ドイツ)も3本のサービスエースをあげるなど、各選手の活躍が光り、勝利した。

ペルージャのソレ(写真中央)はアタックも11得点、決定率85%の好スコア

◆ヴァレンティア 3(26-24,25-22,27-25)0 パドヴァ

〔12/20@ヴァレンティア〕

 ホームの今季好調のヴァレンティアは、後半第1節こそペルージャに敗れたものの、今節の勝利で3連勝。地力の高さを感じさせる戦いぶりだ。なお、今節ではOHチボー・ロサール(フランス)がチーム最多21得点、堂々のMVPに輝いた。

ヴァレンティアのSダビデ・サイッタ(イタリア/写真中央)は保護ゴーグル着用も、勝利を見据えてタクトを振るっている

◆トレンティーノ 3(25-16,25-21,25-17)0 ピアチェンツァ

〔12/20@トレント〕

 前半戦で黒星を喫したピアチェンツァは、OHアーロン・ラッセル(アメリカ)が12得点と古巣を相手に奮闘も力及ばず。OPニミル・アブデルアジズ(オランダ)が20得点をあげたトレンティーノが4連勝としている。

トレンティーノ、後半戦負けなし! 気づけば順位も5位に

◆《第9節》ピアチェンツァ 3(25-23,25-19,21-25,26-24)1 ヴェローナ

〔12/16@ヴェローナ〕

 延期されていた第9節が消化され、この試合では両チームのエースが打ち合いを演じた。とはいえ、枚数が多かったのはアウェーのピアチェンツァ。OHアーロン・ラッセル(アメリカ)が25得点、OPトレボール・クレブノ(フランス)が23得点と続いた。一方のヴェローナはOHマテイ・カジースキ(ブルガリア)が27得点とチームを牽引したが、勝利には届かず。

ピアチェンツァのエース、ラッセル(写真コート奥中央)はシーズン通して好調をキープ

◆《第10節》ヴァレンティア 3(25-17,25-16,25-18)0 チステルナ

〔12/16@ビーボ・ヴァレンティア〕

 この試合を前にチステルナは連敗を7としていたが、この日も状況は好転せず、いいようにアタックを仕留められた。ホームのヴァレンティアはMBエンリコ・チェステル(イタリア)が最多4本、OHチボー・ロサール(フランス)が3本のブロックポイントをあげて、完勝を収めた。

ヴァレンティアのロサール(写真コート左中央)は自身初のセリエA挑戦ながら、得点力を存分に発揮している

◆ミラノの延期2試合分は1月に振り替え

 開催が延期となったミラノvs.ヴァレンティアの第14節(後半第3節)は年明けの1月14日へ、また、ミラノvs.モデナの第15節(後半第5節)も同じく年明けの1月21日に実施される予定。

セリエA男子 レギュラーシーズン順位(round15終了時)》

1 ペルージャ 13勝1敗(勝ち点39)-

2 ルーベ 11勝2敗(勝ち点31)-

3 ヴァレンティア 10勝4敗(勝ち点28)-

4 ピアチェンツァ 8勝7敗(勝ち点24)-

5 トレンティーノ 7勝5敗(勝ち点21)▲

6 ミラノ 7勝5敗(勝ち点20)▼

7 モデナ 7勝7敗(勝ち点20)▼

8 モンツァ 7勝5敗(勝ち点18)▼

9 ヴェローナ 4勝9敗(勝ち点13)-

10 ラヴェンナ 3勝10(勝ち点13)▲

11 パドヴァ 3勝12敗(勝ち点11)▼

12 チステルナ 1勝14敗(勝ち点5)-

※勝敗(勝ち点)。記号は前節からの順位推移

(責任編集:GUCII<坂口功将>)

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