gv-logo

春高2025

2019-20 V1女子-今週の見どころ-(11/30,12/1)

  • SV女子
  • 2019.11.29

2019-20 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)今週の見どころ(11/30,12/1)

※名前をクリックすれば選手プロフィールへアクセスします

 

 2019-20 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は、先週末から交流戦がスタート。今季初対戦となるチームを相手に勝ち星をどれだけ重ねられるか、シーズン後半戦の浮沈の鍵となる戦いが続く。
 今週末は11月30日(土)、12月1日(日)は両日とも3会場(五所川原市、郡山市、佐賀市)でそれぞれ2試合が実施される。


 交流戦で注目を集めたのはプレミアカンファレンスのデンソーエアリービーズで、2レグを終えて開幕8連勝とV1女子をリードした。
 デンソーは先週23日にKUROBEアクアフェアリーズをストレートで下して連勝を9に伸ばしたが、翌日のJTマーヴェラス戦で今季黒星。10連勝の大台とはなからなかったが、主将の鍋谷友理枝は「勝ち続ける苦しみもあった中で、甘いところが自分たちにあったと再認識できた。この敗戦を次に生かさないといけません」と前を向いた。

開幕からの無敗街道はストップしたが…、デンソーは仕切りなおし

 デンソーに初めて土をつけたJTだが、前日23日にはNECレッドロケッツに敗れ、連勝を4でストップさせていた。それだけに、ゲームに懸ける思いは強かった様子が見られ、エースのドルーズ,アンドレアのほか、田中瑞稀林琴奈らアタッカーたちが奮起。チームとしてもサーブで攻め立て、勝利をつかんだ。

 

 交流戦の開幕週で連勝をつかんだのは、プレミアカンファレンスのNECと岡山シーガルズ、スターカンファレンスのトヨタ車体クインシーズと埼玉上尾メディックスの4チーム。

NECは澤田由佳(写真中央)が攻撃を組み立てる

 NECは先週末の川崎市会場でホームゲームを戦い、ファンの声援を受けて2連勝を飾った。
エースの古賀紗理那柳田光綺らスパイカー陣が攻撃面でリードし、ミドルブロッカーの山田二千華やリベロの小島満菜美が守備面で高い貢献度を示すなど、攻守双方が高いレベルにあり、交流戦でさらに上積みを図る。

 

 岡山は交流戦初戦で、それまで6連勝中だった東レアローズをストレートで撃破。
プレミアカンファレンスで総得点トップを走るエースの金田修佳が得点を重ねた一方、セッターの宮下遥が4本のブロックポイントをあげて、勝利を呼び込んだ。岡山はこれで5連勝とし、今週30日にJTとの白熱必至の一戦を迎える。

 
 岡山に敗れた東レだが、翌24日の久光製薬スプリングス戦では黒後愛が25得点の活躍を見せて、ケガからの復活を印象づけた。
 
 対する久光製薬は黒星が先行する状況は変わらず。それでも出場機会を与えられた井上愛里沙加藤光といった若手選手が持ち味を発揮する場面も見られ、チームの起爆剤としてさらなる活躍に期待が寄せられる。

埼玉上尾の大黒柱、シュシュニャル

 一方で苦しい状況が続いているのが、プレミアカンファレンスでは日立リヴァーレ、スターカンファレンスではKUROBEとPFUといえるだろう。

 
 日立は先週末の埼玉上尾戦、トヨタ車体戦をともにフルセットの末に落とし、6連敗。新外国籍選手のタップ,ハンナがフィットし始め、ブロック本数が増えたことや、長内美和子上坂瑠子といった若手アタッカーが爆発力あるプレーを見せていることからも、勝ち切ることができれば、自然と勢いはつくだろう。

2シーズン目の上坂(写真右)は力強いアタックに定評あり

 KUROBEは杉原若葉マナバット,アレオナデニス移籍加入選手も出場機会を増やしおり、総力戦で状況を好転させたいところ。

 

 PFUも先週24日には岡山とフルセットの戦いを演じるなど、シーズン2勝目は遠くはないはずだ。

<文:©︎V.LEAGUE>

シーズンのお供にこの一冊! 『2019-20 チームの顔(女子編)』は好評発売中!!

  • アシックス×高橋藍
  • スポルティング×日体大スペシャルインタビュー
  • 全中2024
  • 北部九州インターハイ2024
  • 男子日本代表応援サイト2024
  • 女子日本代表応援サイト2024
  • NBPオンラインショップ

pagetopbtn