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春高2024

頂点へのストロングポイント インターハイ王者鎮西高が優勝を振り返る【月バレ2021年10月号】

  • 高校生
  • 2021.12.26

 

――試合ごとに連係を強めたそうですが、これからもツーセッターを続けたいですか?

 

平田 もっとやっていきたいですね。前衛が3枚だと、相手からすると嫌だと思います。

 

平嶋 理にかなっていて、なんで今まで1枚のセッターでやっていたのかなと思うくらいです。ツーセッターをできるならしたほうがいいと思うし、常にスパイカーが3枚いれば、ブロックも分散します。これからもやっていきたいです。

 

平川 エースやミドルブロッカーが打ちやすいトスを上げるのはもちろんですが、自分もスパイクで貢献できるように頑張っていきたいです。

 

――学年を超えて仲がよさそうですが、ふだんはどんな関係ですか?

 

九冨 あまり上下関係はなく、どのチームよりも仲がいいと思います。先輩を敬っているうえで、後輩もいじってきたり(笑) ほんとうにかわいい後輩たちです。特にいじってくるのは平田ですね(笑)

 

平田 いちばんいじるのは九冨さんです。笑顔とか、はしゃいでいるところがかわいいですね(笑)

 

九冨 2年生がちょっかいばかり出してきて、それを追いかけています(笑) 「チンパンジー」って言われたり…(笑) 鎮西は先輩に「さん」付けで呼ばないといけないのですが、髙木くんは「たいちゃん」って言われています(笑) 

 

平田 (先輩は)かわいいですが、尊敬しています。調子が悪いときに声をかけて盛り上げてくれるので、頼りになります。たいちゃんもよく言ってくれます(笑)

 

髙木 (笑)

 

髙木大我

たかき・たいが/3年/リベロ/身長172cm/最高到達点305cm/合志中(熊本)

★抜群の反応で、チームの窮地を救った守護神。リベロ優秀選手に選出

 

――インターハイを制し、今後の目標を教えてください

 

髙木 課題はたくさんあります。優勝したことはもう忘れて、自分の仕事をして、少しでもチームに貢献できるように頑張っていきたいです。

 

九冨 これからは追われる側になるので、個々のレベルアップをして、自信を持って大会に臨めるように。またみんなで一から仲よく頑張っていきたいです。

 

平嶋 畑野監督、宮迫コーチも言っていましたが、優勝したといっても、トーナメントの上位は紙一重の試合が多かったです。絶対的な王者というわけではなく、油断すればすぐに負けると思うので、気を引き締め直して頑張っていきたいです。

 

舛本 優勝しましたが、自分たちのプレーは思うようにできていません。練習から一つ一つのプレーを意識して、また優勝できるようにやっていきたいです。

 

平川 決勝では颯真だけにトスが偏っていたので、これからはトスを散らして全員バレーで勝っていきたいです。

 

荒谷 自分のブロックはまだ高さがないので、ブロックを練習して、通用できるように頑張っていきたいです。

 

平田 日々の練習で努力して、三冠を目指して頑張っていきたいです。(3年生へ)三冠、目指しましょう!

 

九冨 間違いないな!

 

――――――

 

 大会直前の戦術変更にもばつぐんの結束力で対応し、決勝では4度マッチポイントを握られながらも耐えきって優勝の栄冠をつかんだ鎮西高。夏からの成長とさらに強くなった結束力が春高でどう披露されるのか。注目が集まる。

 

 

 春高バレーは、2022年1月5日(水)から東京体育館(東京都渋谷区)で開幕する。シード校の鎮西高校は1月6日(木)Cコート第4試合(12:40〜)、埼玉栄高(埼玉)と大阪産大附高(大阪)の勝者と初戦を戦う。※時間は変更となる場合がある

 

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