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下北沢成徳高(東京)の小川良樹監督が今年度限りで勇退 武田キャプテン「最後は絶対に胴上げしたい」

  • 高校生
  • 2022.04.14

 

 荒木絵里香さん(元・日本代表)ら数多くの日本代表選手を輩出した下北沢成徳高(東京)の小川良樹監督が、今年度限りで42年間の監督生活に幕を下ろす。後任は2020年に就任した伊藤崇博コーチ。3月末に行われた第27回全国私立高等学校男女選手権大会(さくらVOLLEY)後に、同監督は考えを明かした。「チームのみんながバレーボールに打ち込める、やりがいのある時間を過ごさせてあげたい」とラストイヤーへの思いを語った。

 

 1981年からチームを指揮し(当時は成徳学園高)、荒木さん、大山加奈さん、木村沙織さん(以上、元・日本代表)らを擁して2002年の春高(当時は全国高等学校選抜優勝大会)で初優勝を飾った。「高いトスを打ちきる力は後からなかなかつかない」と筋力トレーニングに力を入れ、オープントスを打ちきるスタイルを追求。以降、全国大会で10度頂点に輝いた。昨年行われた東京2020オリンピックでは、荒木さん、黒後愛、石川真佑(ともに東レ)が舞台に立った。

 

 その先輩たちに続けと、昨年のインターハイで優勝を経験した3年生の谷島里咲、古川愛梨、佐藤彩夏らに加え、全日本中学生選抜認定選手の1年生など、今年度も楽しみなメンバーがそろう。武田麗華キャプテンは「いろんな人からの期待で、今はプレッシャーになっているかもしれません。でも、その気持ちを忘れず、最後は絶対に小川先生を胴上げして、三冠を達成したいです」と花道を飾るべく燃えている。

 

取材/田中風太 写真/石塚康隆

 

 

4月15日(金)発売の月刊バレーボール5月号では、小川監督が退任の経緯と最後の1年への思いを語っている。集大成に向け、描くチームの姿とは

 

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