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春高2024

高い攻撃力をもったWD名古屋とサントリーがぶつかり合う
【男子ファイナル第2戦展望】

  • V1
  • 2022.04.16

 

 2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN、最後の戦いがまもなく始まる。V・ファイナルステージ ファイナル第2戦が4月17日(日)に行われ、男子の優勝チームが決まる。ディフェンディングチャンピオンでパナソニックパンサーズとのファイナル3を勝ち上がったサントリーサンバーズと、V・レギュラーラウンドで優勝しファイナル第1戦に勝利したウルフドッグス名古屋の試合はどのような内容となるのだろうか。ここでは今季の両チームの成績統計を振り返ってみよう。

 

【2021-22V・ファイナルステージについてはこちら】

 

2021-22 V.LEAGUE V・レギュラーラウンドチーム成績(カッコ内はチームランキング)

項目

WD名古屋

サントリー

アタック決定率

51.9%(3位)

53.1%(1位)

バックアタック決定率

53.6%(3位)

53.8%(2位)

1セットあたりのブロック決定本数

2.33本(2位)

2.08本(5位)

サーブ効果率

7.2%(3位)

6.4%(5位)

サーブレシーブ成功率

58.2%(2位)

52.8%(9位)

 

 

 Vリーグ公式記録のB帳票にも記載される5つの数字をピックアップした。WD名古屋はアタック決定率、バックアタック決定率、サーブ効果率がいずれも3位、1セットあたりのブロック決定本数、サーブレシーブ成功率が2位とバランスよく高い数字をあげている。個人ランキングを見ると、バルトシュ・クレクがアタック決定率1位(54.7%)、バックアタック決定率6位(56.5%)とトップ10にランクイン(総得点は2位)。サーブレシーブ成功率では小川智大(71.0%)が1位に入っている。安定したサーブレシーブを土台にしてクレクという大砲につなぐ流れだ。

 

 サントリーはアタック決定率1位、バックアタック決定率2位と強力な攻撃陣を擁する。個人ではアタック決定率4位に柳田将洋(52.0%)、6位にデ アルマス・アライン(51.3%)、11位に藤中謙也(48.7%)と複数のメンバーが上位につけている。また今季、合流が遅れたドミトリー・ムセルスキーはアタック決定率の共通規定の一つ「チーム全試合数の70%以上の出場数」を満たしていないためランキングに入っていないが、20試合71セット出場で54.2%を記録している。ムセルスキーを中心にした高い攻撃力が機能するかがカギとなる。

 

【次ページ】ファイナル第1戦の直接対決の数字は…

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