サイトアイコン 月バレ.com【月刊バレーボール】

大阪大会初日 男子日本代表は勝ち越しを決める7勝目

男子日本代表(FIVB)

 

【Photo:FIVB】

 

 ネーションズリーグ(VNL)2022男子予選ラウンドは最終第3週へ。7月6日(水)、昨秋のアジア選手権(千葉)以来で国内での国際大会に挑んだ日本代表は、大阪の大観衆の後押しを受け、オーストラリアを相手に3-1で7勝目を飾った。

 

 試合前のFIVB世界ランキングは日本が7位、オーストラリアは35位。アジアでしのぎを削るライバルながら、今季はやや苦しむ相手に対し、日本は立ち上がりからお手本のようなバレーボールを展開した。

 

 西田や髙橋(健)、そして地元大阪出身の大塚らが次々とスパイクを決めて第1セットを奪うと、続く第2セットも山本のレシーブ、関田のトスワークからラリーで得点を重ね、じりじりとオーストラリアを引き離していく。石川主将もトスを上げてコンビを演出すれば、西田は連続サービスエースを決めるなどして、危なげなくセット連取に成功した。

 

 第3セットは序盤、日本のミスもあって追う展開。石川主将のサーブを起点に追いついたが、中盤にまたミスが出てリードを許すと、調子を上げてきた相手エースを止めきれず、このセットは失った。しかし第4セットは西田のサービスエースなどで押し切って勝利。予選ラウンドでの勝ち越しを決めた。

 

 今大会は、出場16ヵ国が1週ごとに8チームずつ2組に分かれて各週4試合(計12試合)の予選ラウンドを戦い、上位8チームがファイナルラウンドに進出する。

 

■ネーションズリーグ2022男子予選ラウンド

第3週大阪大会 第2日

日本(7勝2敗・4位)3-1オーストラリア(1勝8敗・16位)

(25-18, 25-15, 23-25, 25-19)

 

■日本の第1セットスターティングメンバー

山内、西田、大塚、髙橋(健)、関田、石川、リベロ山本

 

■日本のトップスコアラー(上位3人)

西田  24得点(アタック17得点、ブロック1得点、サーブ6得点)

石川  18得点(アタック11得点、ブロック2得点、サーブ5得点)

髙橋(健)  14得点(アタック12得点、ブロック2得点)

 

【関連記事】

復帰した石川が21得点の活躍でスロベニアに勝利 男子日本代表

 

石川、西田らは出場せず 男子日本代表 東京2020オリンピック金メダルのフランスに敗れる

 

バレーボール日本代表・龍神NIPPON・火の鳥NIPPON 特設サイト

 

【次ページ】男子日本代表のその他の写真

 

 

 

モバイルバージョンを終了