サイトアイコン 月バレ.com【月刊バレーボール】

【東京GBインタビュー③】手原 紳「皆さんの活力になる熱いプレーを」

 

 

手原紳(東京グレートベアーズ)

 

2021-22シーズンをもって活動を休止したFC東京よりチーム全体が譲渡され、22-23シーズンよりV1男子に参入する東京グレートベアーズが、いよいよ船出のときを迎える。10月22日(土)の開幕戦(対パナソニックパンサーズ)に向け、インタビューをお届け。第3弾はセッターの手原紳。「ハイキュー!!×V.LEAGUE ALLSTAR SPECIAL MATCH “THE VOLLEYBALL”」で会場を盛り上げた司令塔が、新チームを引っ張る

 

――素晴らしい環境での記者会見(取材は9月8日)になりましたね

 これだけの記者会見に出たことはなかったので、とても新鮮ですし、それと同時にやらないといけないというすごく奮い立つ気持ちになりました。

 

 

――FC東京が活動を休止し、そこから学んだことはありますか?

 あのときはショックで、どうしていいかわからないことでいっぱいでしたが、チームが存続できるのはほんとうに感謝の気持ちです。ほかの競技でチームがなくなることもあるなか、自分たちは恵まれていて、幸せだと思います。

 

 ただ、いきなりチームがなくなることと、プロとして契約が終わることは、僕としては近い感覚です。プロになって、またあの思いをするかもしれないという場所に身を置いたので、思うところはあります。

 

 

――プロ選手になり、これまでとの変化はありますか?

 今まで会社員として周りにやってもらっていたことを、自分でやらないといけないことが増えました。また、空いた時間があったとして、休憩を選択するのか、トレーニングやボール練習をするのか。そのあとのことを考えながら選択するので、時間の使い方が変わってきました。

 ほんとうに結果が大事になるので、自分が選択した以上はそこにこだわって一生懸命やっていきたいと思います。

 

――プレー面で変わったことはありますか?

 選手やコーチが新たに入ってきて、どんなチームスタイルになるかで自分が求められることは変わります。そこに関しては、求められることに応えられるようにトライするだけだと思います。

 

 

――世界選手権では男子日本代表が世界と対等に戦っていました。そこから感じたことはありますか?

 ほんとうに刺激になりました。日本でいうと山内(晶大/パナソニック)は大きいですが、ほかの選手はそんなに大きくない中、ああやって戦えていたのは、これからバレーボールを頑張る子たちの夢や目標にもつながると思います。リーグではその人たちと戦うので、次は自分たちが頑張りたいですね。

 

――「ハイキュー‼×V.LEAGUE ALLSTAR SPECIAL MATCH “THE VOLLEYBALL”」では、作中の登場人物の宮侑をイメージした髪型やプレーで、会場を沸かせました。今シーズンはどんなプレーで盛り上げたいですか

 Vリーグが好きな人や、ハイキューのアニメが好きな人など、いろんな方が試合に見に来てくれたことはほんとうにありがたいことです。

 その人たちをさらに増やすために、「Vリーグは楽しそう」「生で試合を見に行きたい」と思ってもらえるきっかけになればと考えていました。それでもし、今シーズン見に来てくれる人が増えたらもう感謝、感激です。

 

――今シーズンではどんなプレーを見せたいですか?

 もうさすがにあんなに(作品に)寄せることはできないと思うので(笑)

 熱いところを見せたいですね。「また明日頑張ろう」「また見に行きたい」と感じてもらえるような、皆さんの活力になるプレーを見せられたらと思います。

 

 

東京グレートベアーズ×月バレスペシャルプレゼント

東京グレートベアーズのホーム開幕節チケット(10月29日、30日@東京体育館)を両日2名5組にプレゼント。下記フォームよりご応募ください!

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScCnkylGqs1Q4zEJYJvemlc2_dNNDLb74PncNPPwbfLSfN21Q/viewform

締め切り:10月22日(土)23:59まで

 

【関連記事】

【東京GBインタビュー①】久保田代表取締役が感じたVリーグの可能性「我々も26年前にはなかった会社」

 

【東京GBインタビュー②】野瀬将平「バレーボール界を引っ張る存在に」

 

全53チームが意気込みを語る Vリーグ開幕記者会見

モバイルバージョンを終了