サイトアイコン 月バレ.com【月刊バレーボール】

地元で連覇がかかる習志野高や駿台学園高らがベスト8入り【第77回関東高等学校男子大会】

 

令和5年度(第77回)関東高等学校男子大会は63日(土)に大会1日目を迎え、3回戦までが船橋アリーナ、八千代市市民体育館、福太郎アリーナ(以上、千葉)で行われた。昨年王者の習志野高(千葉)、同準優勝の駿台学園高(東京)らが4日(日)に行われる大会2日目に進んだ

 

習志野高校【写真:月刊バレーボール】

 

 前回王者の習志野高は、今年の春高でベスト4に入ったスタメンから、セッター平野悠広以外は総入れ替え。選手のサイズも下がったが、全国高校選抜候補の平野のトスからスパイカー陣が躍動。危なげなく準々決勝進出を決めた。

 開会式では、優勝旗返還、選手宣誓を務め、鈴木明典監督は「あとは優勝旗をもらうことができればコンプリートかな」と笑顔。地元の期待に応えるべく、指揮官は「補助役員や先生方が助けてくれているので。ちょっとでも喜んでもらえる機会が長ければいいなと思います」と恩返しを誓った。

 

 都新人大会、関東大会都予選で準優勝の日本学園高(東京)は、同校の歴史を塗り替えるベスト8入りを果たした。これまでは1勝が最高だったが、藤嶋柊太キャプテン、近藤大翔の両エースの攻撃を軸に、すべてストレート勝ちで3勝。藤嶋キャプテンは「期待されているので、その期待に応えられるように。習志野にも粘り勝って、ベスト4に入りたいです」と準々決勝での前回大会王者撃破を見据えた。

 

 昨年度は全国大会未出場に終わった東亜学園高(東京)は、3回戦で昌平高(埼玉)に大逆転星。第3セット21-24から追い上げ、星川将大のサービスエースでジュースに持ち込むと、星川がバックアタックとエースを決め、勝利に導いた。星川は「今大会のチームとしての目標がゾーンに入ることでしたが、最後のプレーがそうなのかなと思います。この成功は自分たちにとってほんとうに大きいと思います」と笑顔。自信をつけて、川崎橘との準々決勝に挑む。

 

 4日の試合予定とそのほかの結果は以下のとおり。

 

4日の試合予定

準々決勝

日本学園(東京) – 習志野(千葉)

 

川崎橘(神奈川) – 東亜学園(東京)

 

駿台学園(東京) – 東海大付相模(神奈川)

 

日本航空(山梨) – 霞ヶ浦(茨城)

 

準決勝、決勝

 

3日の試合結果

1回戦】

千葉商科大附(千葉) 227-2925-1425-231上野(東京)

 

春日部共栄(埼玉) 225-2325-140 文星芸大附(栃木)

 

日本学園(東京) 225-1925-170向上(神奈川)

 

本庄一(埼玉) 225-2125-210 水戸啓明(茨城)

 

東海大菅生(東京) 228-2626-240 山北(神奈川)

 

東海大付高輪台(東京) 225-2025-190 成東(千葉)

 

足立新田(東京) 226-2425-210 駿台甲府(山梨)

 

市立船橋(千葉) 225−2023-2525-231 舞岡(神奈川)

 

東亜学園(東京) 225-2123-2525-171 高崎(群馬)

 

白井(千葉) 225-2325-200水戸桜ノ牧(茨城)

 

安田学園(東京)225-1625-140西湘(神奈川)

 

船橋二和(千葉) 225-1825-230 都留興譲館(山梨)

 

埼玉栄(埼玉) 225-2128-260 東洋(東京)

 

早稲田実(東京) 227-2525-220 越谷南(埼玉)

 

宇都宮工(栃木) 225-2227-250 藤沢翔陵(神奈川)

 

霞ヶ浦(茨城) 225-2325-180 大森学園(東京)

 

幕張総合(千葉) 225-2225-130 高崎経大附(群馬)

 

慶應義塾(神奈川) 225-2225-230 駒澤大高(東京)

 

2回戦】

 前橋商(群馬) 224-2625-2025-131 千葉商科大付

 

日本学園(東京) 228-2625-120 春日部共栄

 

本庄一 225-2225-190 甲府工(山梨)

 

習志野(千葉) 225-1425-170 東海大菅生

 

土浦日大高(茨城) 225-2225-110 東海大付高輪台

 

川崎橘(神奈川) 225-1625-210 足立新田

 

昌平(埼玉) 225-1625-190 市立船橋

 

東亜学園 225-1719-2525-181 作新学院(栃木)

 

駿台学園 225-1225-60 白井(千葉)

 

足利大附(栃木) 225-1718-2525-231 安田学園

 

船橋二和 225-1725-200 桐生市商(群馬)

 

東海大付相模(神奈川) 226-2425-200 埼玉栄

 

日本航空(山梨) 225-1625-230 早稲田実

 

東京学館船橋(千葉) 225-1325-140 宇都宮工

 

霞ヶ浦(茨城) 225-1725-160 幕張総合

 

正智深谷(埼玉) 223-2525-1725-151 慶應義塾

 

3回戦】

日本学園 225-1625-190 前橋商

 

習志野 225-1225-140 本庄一

 

川崎橘 225-1525-140 土浦日大高

 

東亜学園 225-1726-240 昌平

 

駿台学園 225-1425-160 足利大附

 

東海大付相模 225-1525-190 船橋二和

 

日本航空 225-1325-150 東京学館船橋

 

霞ヶ浦220-2525-2325-221 正智深谷

 

 

【関連記事】

福岡大附大濠高が東福岡高を下し10年ぶりのインターハイへ 東福岡高は13年ぶりの予選敗退【インターハイ予選2023】

 

大村工高と東九州龍谷高が全九州選抜大会に続き優勝【第68回全九州総合選手権】

 

新監督が就任した文京学院大女が3位で“東京四強”復帰 カギはディフェンス力の向上【関東大会予選(東京女子)】

モバイルバージョンを終了