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春高2024

大村工高と東九州龍谷高が全九州選抜大会に続き優勝【第68回全九州総合選手権】

  • 高校生
  • 2023.05.18

 

令和5年度第68回全九州総合選手権大会(高校男女)が5月13日(土)〜14日(日)にレゾナック武道スポーツセンター(大分)ほかで行われた。2月に開催された全九州選抜高等学校大会に続き、男子は大村工高(長崎)、女子は東九州龍谷高(大分)が優勝した

 

 

男子優勝の大村工高

 

男子決勝

大村工高 vs.川内商工高(鹿児島)

 

 男子決勝は粘り強いつなぎからの攻撃が武器の大村工高と、安定した守備からの速い攻撃が持ち味の川内商工高(鹿児島)が戦った。

 

 第1セットは両チームともにエースアタッカーを中心に攻撃を組み立てた。中盤にかけて速いコンビやブロックが機能し始め、川内商工高が試合を優位に進める。対する大村工高もメンバーを入れ替えてリズムを変えようとしたが、多彩な攻撃と固い守備で序盤からのリードを保った川内商工高が25−18で先取した。

 

 第2セットに入ると大村工高のブロックが機能する。川内商工高は相手に的を絞らせない攻撃を仕掛けて勝負に出るが、大村工高が粘り強い守備からエース土井優太、横山夏希が着実に得点を重ねて25−19で取り返し、フルセットに持ち込んだ。

 

 両チームともに堅い守備を発揮した第3セットは一進一退の展開に。大村工高は宮原海翔、土井のアタックと、富永誠心のサービスエースなどで流れをつくる。さらに、安定した守備からエースが点数を重ね、リードを広げた。川内商工高は山野日雅の中央やサイドからの的をしぼらせない攻撃で流れをつかみかけるが、ミスも目立ち点差を縮められず。最後まで攻守で安定した大村工高が25−20でこのセットも取り、セットカウント2−1で優勝した。

 

決勝の結果

大村工高 2(18-25,25-19,25-20)1 川内商工高

 

女子決勝

東九州龍谷高 vs. 熊本信愛女学院高(熊本)

 

 女子決勝は、4大会連続の優勝を狙う東九州龍谷高と、18大会ぶりの優勝を目指す熊本信愛女学院高が対戦した。

 

 第1セット、両チームとも高さを生かしたブロックやコンビバレーを展開し、一進一退の攻防を繰り広げる。しかし終盤、藤崎愛梨のスパイクが連続で決まった東九州龍谷高がセットを先取した。

 

 第2セットは松﨑愛徠がスパイクを決めた熊本信愛女学院高だったが、第1セットの勢いそのままに押し切った東九州龍谷高が、ストレート勝ちで4大会連続の優勝を果たした。

 

決勝の結果

東九州龍谷高 2(25-18,25-20)0 熊本信愛女学院高

 

女子優勝の東九州龍谷高

 

文・写真提供/大分県高体連バレーボール専門部

 

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