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石川祐希 世界トップクラスの8選手とともに「THE 1% MOVEMENT」に参加し、年俸の1%を寄付

  • 日本代表
  • 2024.05.02

【Photo:Let‘s Keep The Ball Flying】

 

 イタリア・セリエAのミラノに所属し、日本代表の主将を務める石川祐希は、バレーボールの力で機会均等を目指す慈善団体「Let‘s Keep The Ball Flying」(以下LKTBF)のTHE 1% MOVEMENTに参加することを52日(木)に発表した。

 

 LKTBFはオランダの元バレーボール選手で元コーチのレズリー・デヨングが設立した慈善団体で、すべての人がバレーボールにアクセスできるようにするため、用具の寄付や指導者の派遣などさまざまなプロジェクトを行っている。THE 1% MOVEMENTプロジェクトはそのうちの一つで、アメリカ代表のジョーダン・トンプソンらをはじめとするスター選手たちが集い、20241月に発足。参加選手は、それぞれバレーボールで得た年俸の1%LKTBFに寄付することで、バレーボールに必要な用具や知識の無償提供など、バレーボールを行う機会を創出していく。

 

 今回は男子選手9名が参加し、ブラジル代表のブルーノ・レゼンデ、アルゼンチン代表のルチアノ・デセッコ、ポーランド代表のウィルフレド・レオンら、世界のトッププレーヤーとともにメンバーに名を連ねた石川は、アジアからは唯一の参加。「対象が子どもたちだったこと。子どもたちにバレーを楽しんでほしいという思いやバレーボール普及については以前から考えていました。このプロジェクトでそれらを実現できると思い、また日本の枠を超えて世界の子どもたちのためにも活動できると思い、このプロジェクトに参加しました」と参加理由を語った。

 

 また「国や地域によって、バレーボールをする環境や考え方など違うと思うので、子どもたちにとって何が必要なのかを話し合っていければと思います。今までバレーボールを通して僕たちが仲間をつくってきたように、このプロジェクトを通して世界中の子どもたちやバレーボールを必要とする皆さんと仲間になれればと思います」と、メッセージを送っていた。

 

■男子参加選手

ブルーノ・レゼンデ(ブラジル)、ロベルランディ・シモン(キューバ)、スティーブン・マー(カナダ)、ルチアノ・デセッコ(アルゼンチン)、ロッベルト・アンドリンガ(オランダ)、ワシム・ベンタラ(チュニジア)、ウィルフレド・レオン(ポーランド)、アントワーヌ・ブリザール(フランス)、石川祐希(日本)

 

 

【動画】ブルーノ・レゼンデらとともにプロジェクト動画に出演した石川祐希

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