大阪ブルテオン【写真:石塚康隆】
バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025に出場していた大阪ブルテオンは、5月18日(日)に島津アリーナ京都(京都)で行われた決勝でアル・ラーヤン(カタール)と対戦し、0-3で敗れて準優勝となった。同日に行われた3位決定戦ではサントリーサンバーズ大阪がフーラード・シールジャーン・イラニアン(イラン)にストレートで勝利し、銅メダルを獲得した。
準決勝でフーラード・シールジャーン・イラニアンを3-1で下して決勝に進出した大阪Bは、同じく準決勝でサントリーサンバーズ大阪にフルセットで勝利したアル・ラーヤン(カタール)と対戦。アル・ラーヤンには、今シーズンのウルフドッグス名古屋でプレーしていたティネ・ウルナウトとニミル・アブデルアジズが所属している。
第1セットは、序盤にニミルのサーブとスパイクによる連続得点でアル・ラーヤンが先行。大阪Bは終盤、エバデダン ラリーのクイックなどの連続得点で追い上げを見せたが、届かずセットを落とした。
第2セットは互いに譲らず競り合う展開となったが、終盤に得点を重ねたアル・ラーヤンがこのセットも連取。
第3セットは立ち上がりからアル・ラーヤンが連続得点を奪って先行。あとがなくなった大阪Bも途中出場の大塚達宣のスパイク、西川馨太郎のブロックなどで2点差まで追い上げる。そのあとも粘り強くついていくが、最後はノーモリー・ケイタに連続でサービスエースを決められ敗れた。
また、同日に行われた3位決定戦では、サントリーがフーラード・シールジャーン・イラニアンと対戦。試合の主導権を握ったサントリーが、第1セットと第2セットをいずれも25-15で連取すると、第3セットは序盤に先行を許しながらも中盤に連続得点を奪って逆転に成功し、ストレート勝ちを収めて銅メダルを手にした。
今大会の上位2チームには、12月に開催予定の世界クラブ選手権の出場権が付与される。大阪Bとアル・ラーヤンは17日の準決勝に勝利した時点で2位以上が確定し、出場権を獲得している。
【バレーボールアジアチャンピオンズリーグ男子ジャパン2025】
・5月18日(日) 会場:島津アリーナ京都
■決勝
アル・ラーヤン 3-0 大阪B
(25-19、25-22、25-17)
■3位決定戦
サントリー 3-0 フーラード・シールジャーン・イラニアン
(25-15、25-15、25-19)
大会終了に伴い、個人賞が発表された。
MVP:ニミル・アブデルアジズ(アル・ラーヤン)
ベストアウトサイドヒッター:ミゲル・ロペス(大阪ブルテオン)
髙橋 藍(サントリーサンバーズ大阪)
ベストミドルブロッカー:パぺ・マゲテ・ディアニェ(アル・ラーヤン)
エバデダン ラリー(大阪ブルテオン)
ベストオポジット:ニミル・アブデルアジズ(アル・ラーヤン)
ベストセッター:ミロシュ・ステヴァノヴィッチ(アル・ラーヤン)
ベストリベロ:山本智大(大阪ブルテオン)
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