バレーボールネーションズリーグ(VNL)2025男子予選ラウンド第2週ブルガリア大会の5日目、日本(FIVBランキング7位)は、現地6月29日(日)にスロベニア(同6位)と対戦し、3-0で勝利した。
ウクライナにフルセットの末に敗れて通算4勝3敗となった日本は、同じく4勝3敗のスロベニアと対戦。両チームは、前回大会の予選ラウンドと準決勝で対戦しており、いずれも日本が勝利していた。ウクライナ戦から三輪大将、大宅真樹、山崎彰都に代えてエバデダンラリー、永露元稀、富田将馬をスタメン起用して試合に臨んだ。
第1セットの序盤から先行した日本は、宮浦健人のサービスエースや佐藤駿一郎のブロックでリードを広げた。しかし、ブルガリアに徐々に点差を詰められてジュースに持ち込まれ、一度はセットポイントに到達されるが、相手のミスなども重なり再逆転でこのセットを先取した。
第2セットも序盤からリードを奪った日本は、中盤に永露とエバデダンのブロックや佐藤のサービスエースなどで連続得点をあげ、一気に流れを引き寄せた。そのあとも宮浦や富田が得点を重ねて流れを離さず、連取した。
その勢いを保ったまま第3セットも立ち上がりから連続得点を奪った日本は、宮浦のスパイクやエバデダンの速攻などで攻撃の手を緩めない。終盤には、富田のサービスエースや小川智大の粘り強い守備から大塚がスパイクを決めるなど、連続得点で引き離し、ストレート勝利を収めた。日本は第2週ブルガリア大会を2勝2敗で終え、通算5勝3敗となった。
VNLは今大会から男女それぞれ出場チームが16から18に、予選ラウンドの開催都市が各週2から3へと変更されて行われる。男女各18チームがそれぞれ3週間にわたり世界各国で予選ラウンドを行い、8チームによる決勝ラウンドで優勝を争う。
男子は7月16日(水)より千葉での予選ラウンド第3週に臨み、初戦はドイツと対戦する。
■ネーションズリーグ2025男子予選ラウンド
第2週ブルガリア大会
日本(FIVBランキング7位) 3-0 スロベニア(同6位)
(27-25、25-15、25-16)
■日本の第1セットスターティングメンバー
大塚、エバデダン、宮浦、富田、佐藤、永露、リベロ小川
■日本のトップスコアラー(上位3人)
宮浦 17得点(アタック14得点、ブロック1得点、サーブ2得点)
大塚 15得点(アタック15得点)
富田 13得点(アタック11得点、サーブ2得点)
■日本の次戦(予選ラウンド第9戦)
7月16日(水)19:20
対戦相手:ドイツ(FIVBランキング8位)
■次戦のテレビ放送、配信予定
地上波TBS系列 7/16(水)19:00〜
U-NEXT 7/16(水)18:48〜
※記事内のFIVBランキングはすべて日本の試合前のもの
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