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男子大会の頂点に立つのは? 3連覇が懸かる駿台学園高らの勝ち上がりをチェック【中国インターハイ2025】

駿台学園高(#10が堀内晴翔)

令和7年度全国高等学校総合体育大会バレーボール競技大会(中国インターハイ2025)男子決勝トーナメントの準決勝と決勝が、松江市総合体育館(島根)で81日(金)に行われる。ベスト4進出チームのここまでの勝ち上がりを振り返る

 

 

駿台学園高(#10が堀内晴翔)

 

 

準決勝① 昨年度の春高準決勝の再戦

駿台学園高 vs. 市立尼崎高

 

■駿台学園高(東京①)

 昨年度の全国三冠を成し遂げたメンバーが総入れ替えとなり、指揮官は梅川大介前監督から23歳の高橋真輝監督にバトンタッチ。12年生中心のフレッシュなチームとなったが、連覇した過去2年に続いてベスト4入りを決めた。

 シード校で唯一決勝トーナメントからの出場で、その2回戦では予選グループ戦で勢いに乗る東山高(京都)にストレート勝ち。準々決勝ではセッターの堀内晴翔(3年)のトスワークやサウスポー畠昊太郎(2年)のサーブも光り、全国私学大会王者の清風高(大阪)との息をのむ熱戦を制した。今年度の目標に「春高優勝」を掲げたが、ここまで失セット0で夏の頂点も見えてきた。

 

■市立尼崎高(兵庫)

 昨年度から出場する吉田将大やハントラクル星夏ら3年生が引っ張る今年のチーム。しかし、決して順調な勝ち上がりではなかった。2回戦の浜松修学舎高(静岡)戦は0-1からの逆転勝利。3回戦の日本航空高(山梨)戦では第1セット、33-31と接戦を制した。7月の近畿大会はコンディション不良で欠場したハントラクルが好守に活躍し、勝利に大きく貢献している。

 準決勝の相手は駿台学園高。昨年度の春高の準決勝(0-3で敗戦)と同じカードになった。吉田は「先輩たちのためにもしっかりリベンジを果たしたい」と勝利への闘志を燃やす。

 

 

市立尼崎高(#2が吉田将大)※吉田の吉の字はつちよし

 

 

準決勝② 今季4度目の九州対決

東福岡高 vs. 鎮西高

 

■東福岡高(福岡)

 比嘉晃跳(2年)以外の昨年度のインターハイ、春高準優勝メンバーが抜けた東福岡高(福岡)は2年連続のベスト4入り。予選グループ戦では東山高に逆転負けを喫したが、敗者復活戦を制して本戦へ。堅いレシーブ力から磨き抜かれたコンビを展開し、準々決勝の崇徳高(広島)戦以外はセットを落とさず勝ち上がった。

 リベロを含めたスタメンの6人が2年生という若いチームで、最後にトスを託されるのがエースの糸瀬翔馬(3年)。前衛後衛問わず打ち込むスパイクを武器に、準決勝では今季の九州大会決勝で3連敗している鎮西高を破りたい。

 

 

#3糸瀬翔馬(東福岡高)

 

 

■鎮西高(熊本)

 岩下将大(3年)、一ノ瀬漣(2年)ら昨年度からのメンバーが多く残り、九州三冠で夏に臨む鎮西高は、大会前にアクシデント。セッター福田空キャプテン(3年)は腰を痛めてスタメンを、アウトサイドヒッターの小島涼晴(3年)はねんざでベンチを外れた。

 それでも、高校から本格的にセッターに転向した身長185㎝の木永青空(2年)が奮闘。試合を重ねるごとに力のあるスパイカー陣の力を引き出し、予選グループ戦(対慶應義塾高〔神奈川〕)以外は一度も20点を奪われずに圧倒を続けている。4月に80歳を迎えた畑野久雄監督にとっては9度目の日本一となるか。

 

 

#8木永青空(鎮西高)

 

文/田中風太、廣田充則(編集部)

写真/山岡邦彦(NBP

 

【中国インターハイ2025特設サイト】

■男子3日目(7/31)決勝トーナメント3、4回戦全12試合結果と最終日(8/1)試合予定【中国インターハイ2025】

■男子2日目(7/30)決勝トーナメント1、2回戦全21試合結果【中国インターハイ2025】

■男子初日(7/29)の予選グループ戦と敗者復活戦全36試合の結果【中国インターハイ2025】

■一ノ瀬漣&岩下将大(鎮西高)のダブルエースや最高到達点346㎝の柏﨑祐毅(星城高)ら今大会注目のスパイカー【中国インターハイバレーボール男子】

 

【次ページ】男子決勝トーナメント表

 

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