gv-logo

SVリーグ2024-25

一ノ瀬漣&岩下将大(鎮西高)のダブルエースや最高到達点346㎝の柏﨑祐毅(星城高)ら今大会注目のスパイカー【中国インターハイバレーボール男子】

  • 高校生
  • 2025.07.28

令和7年度全国高等学校総合体育大会男子バレーボール競技大会(男子)が728日(月)~81日(金)に松江市総合体育館、鹿島総合体育館(ともに島根)で行われる。今大会はもちろん、将来の活躍も楽しみなスパイカー10選手を紹介する

 

 

(左から)鎮西高の岩下将大、一ノ瀬漣

 

 

一ノ瀬 漣(鎮西高〔熊本〕)

いちのせ・れん/2年/身長191㎝/最高到達点335㎝/大和中出身(佐賀)/アウトサイドヒッター

 1年生時から名門のエースを任され、今年3月には1年生(当時)で唯一、全国高校選抜候補合宿に参加。身長191㎝ながら攻守に高い安定感を誇るプレーは、すでに高校トップの域に達する。成長速度は止まらず、この夏見せる姿もきっと進化の途中にすぎない。

 

岩下将大(鎮西高)

いわした・まさひろ/3年/身長188㎝/最高到達点335㎝/錦ヶ丘中出身(熊本)/オポジット

 好スパイカーぞろいの今季の鎮西高のなかでも、頼りになる得点源。コース幅の広がったスパイクとハイブリッドサーブで相手の守りを崩す。1年生時からレギュラーとしてプレーするが、全国大会では同年の春高、そして昨年のインターハイのベスト4が最高成績。目指すは頂点のみだ。

 

西原涼瑛(鎮西高)

にしはら・りょうえい/3年/身長191㎝/最高到達点339㎝/余土中出身(愛媛)/ミドルブロッカー

 中学時代まではエースで、高校からポジションを転向。岩下らとともに1年生時からレギュラーを務め、今や高校を代表するミドルブロッカーに成長した。3枚ブロックが持ち味の鎮西高の中でも、高く、腕の伸びたブロックは脅威。打数は多くないものの、確実性の高いクイックも武器の一つ。

 

柏﨑祐毅(星城高〔愛知〕)

かしわざき・ゆうき/3年/身長184㎝/最高到達点346㎝/篠目中出身(愛知)/アウトサイドヒッター

 身長184㎝ながら、今大会トップの最高到達点をマークする世代屈指のハイジャンパー。長い対空時間を生かした強打を、次々とブロックの上からたたき込む。新チームではサーブレシーブにも力を入れており、2年ぶりのインターハイで攻守ともに進化した姿に注目。

 

ハントラクル星夏(市立尼崎高)

はんとらくる・せな/3年/身長187㎝/最高到達点326㎝/園田東中出身(兵庫)/アウトサイドヒッター

 最優秀選手賞に選ばれた2月の全日本ジュニアオールスタードリームマッチではリベロとしても登録されるなど、攻守で安定感の高いプレーが魅力。最速115㎞のサーブはチームに勢いをもたらす。昨年度の春高は2年生エースとして引っ張り、ベスト4。次こそ頂点へ導けるか。

 

 

(左から)市立尼崎高のハントラクル、吉田

 

 

吉田将大(市立尼崎高〔兵庫〕)

よしだ・しょうだい/3年/身長191㎝/最高到達点340㎝/園田東中出身(兵庫)/ミドルブロッカー

 昨年度の春高準決勝では優勝した駿台学園(東京)を相手にクイックを連発。敗れたものの、18得点、アタック決定率65.2%でミドルブロッカーながらチームトップの数値をマークした。今季はオポジットにも挑戦し、得点源としてさらに期待がかかる。

 

※吉田の吉の字はつちよし

 

糸瀬翔馬(東福岡高〔福岡〕)

いとせ・しょうま/3年/身長183㎝/最高到達点333㎝/菟田野中出身(奈良)/アウトサイドヒッター

 3年生唯一のレギュラーは、勝負どころでトスを託されるエース。前衛、後衛から放つクロスへの強打で存在感を放つ。昨年度は途中出場で前衛のみの出場が多かったが、今季は下級生を引っ張る立場。準優勝に終わった前回大会を超える結果を目指す。

 

岩田怜緯(東山高〔京都〕)

いわた・れい/2年/身長189㎝/最高到達点340㎝/中之口中出身(新潟)/アウトサイドヒッター

 中之口中3年生時には全中優勝、JOC杯では最優秀選手賞にあたるJOC杯・JVA杯を受賞。2年連続で全国中学生選抜に選出、そしてU16日本代表のキャプテンを務めるなど国際大会の経験も積んで東山高へ。昨年度は一度も全国大会に届かなかったが、2年生注目のエースがついに大舞台に立つ。

 

西村海司(清風高〔大阪〕)

にしむら・かいじ/1年/身長181㎝/最高到達点338㎝/清風中出身(大阪)/アウトサイドヒッター

 1年生世代を引っ張るエース。清風中(大阪)3年生時には全国中学生選抜のエースでキャプテンを務め、イタリアで行われた「Nations Winter Cup」で優勝、そしてMVPに輝いた。さらに、3月の全国私立高等学校選手権大会(さくらVOLLEY)でデビューし初優勝、7月の近畿大会では29大会ぶりの優勝に貢献。高校初の全国大会で、鮮烈なデビューを飾る予感だ。

 

 

#14西村(清風高)

 

 

田中 洸(川内商工高〔鹿児島〕)

たなか・ひかる/1年/身長194㎝/最高到達点344㎝/高山中出身(鹿児島)/オポジット

 身長194㎝、最高到達点は344㎝とすでに日本代表クラスの身体能力を秘めたサウスポー。全国中学生選抜には2年生時から選ばれ、今年2月には西村と同じくイタリアで経験を積んだ。高速コンビバレーを信条とする川内商工高で、攻撃のアクセントとなれるか。

 

文・写真/田中風太(編集部)

 

【中国インターハイ2025特設サイト】

■男子大会が開幕 男子初日(7/29)の全36試合を紹介【中国インターハイ2025】

■畑野久雄監督(鎮西高)80歳、就任51年目の夏へ「このままでは絶対に勝てん」 九州三冠も満足せず

■昨年度春高ベスト4の市立尼崎が苦しみながらインターハイへ 本戦では有力視されるも、藤原監督は「そんなに甘いものではない」

■東山高が京都のライバル対決を制して2年ぶりのインターハイへ 体現した「レシーブの強い東山」

 

【次ページ】中国インターハイ2025男子予選グループ戦表

  • GLLERY2
  • バレーボールネーションズリーグ
  • 中国インターハイ2025
  • SVリーグ2024-25
  • 全中2024
  • 男子日本代表応援サイト2025
  • 女子日本代表応援サイト2025
  • NBPオンラインショップ
  • 自社広告のご案内
  • 全国専門学校選手権2019

pagetopbtn