
東京都ゆかりの5人が笑顔で登壇
昨年11月に開催された東京2025デフリンピックで活躍した、東京都ゆかり(在住、在勤など)のメダリストに「都民スポーツ大賞」と、金メダルを獲得した選手には「東京都栄誉賞」が東京都より贈られることとなり、同大会で優勝したデフバレーボール女子日本代表の5選手が、2月10日に都庁で行われた表彰式に出席した。
デフ(Deaf/きこえない・きこえにくい)アスリートのための国際的な総合スポーツ大会、デフリンピックは昨年初めて日本で開催され、デフバレーボール女子日本代表が2大会ぶりの金メダルを獲得。男子は6位に入り、デフビーチバレーボールでは男子の今井勇太/瀬井達也ペアが4位と健闘した。
表彰式にはデフリンピックのほか、昨年開催された世界陸上のメダリストと合わせて50人以上が出席。競技ごとに小池百合子都知事から表彰状を受け取り、最後は全員で記念写真に納まった。デフバレーボール女子日本代表で対象となった佐藤愛莉、髙濵彩佑生、中田美緒、長谷山優美、松永彩珠の5人も登壇し、金メダルとともに笑顔を輝かせた。
重さが違う、2つ目の金メダル
東京ゆかりパラアスリートに認定されている長谷山優美は、3度目のデフリンピック出場で2つ目の金メダル。「初めて出場したトルコ大会のときは高校生で、デフリンピックというもの自体があまりよくわかっていませんでした」と振り返る。トルコで日本の女子は当時16年ぶりに金メダルを獲得したが、長谷山はベンチメンバーで「お~、すごい」という程度の感覚だったという。多くのメンバーが引退したあと、連覇を目指した2021年のブラジル大会では準決勝まで勝ち進んだが、コロナ禍の影響で無念の途中棄権。手ぶらでの帰国は「とてもつらい、苦しい経験でした」と、感情をこめつつ手話で話した。
ブラジルで悔しい思いを味わったメンバーの多くは昨年の東京大会にも出場し、みごと金メダルに輝いた。今回のメダルは、高校生だったトルコでのメダルと比べて「重さが違います」と長谷山。「ほんとうにいろいろな思いが詰まった、重たい金メダルです。私にとっては生涯忘れることができない大会になったかなと思います」。誇らしげにそう語ると、再び仲間たちの輪へと加わっていった。
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