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堺『ハイQランド』本誌未公開/ファンフェス漫才誕生秘話【前編】

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  • 2021.01.17

 本誌2月号の『ハイQランド』には、堺ブレイザーズが登場! たくさんの対談が掲載されている中でも、特に“ブレイザーズらしさ”があふれていた『SAKAI-1グランプリ』では、チームサポートスタッフのなおきさん×佐川選手×出耒田選手×山口選手の4名が思う存分、ファンフェスティバル2020の裏側について語ってくださいました。“これはほんとうにバレーボール雑誌の取材か!?”と、本人たちも思うほど、漫才についての話が盛り上がった座談会。そんな座談会の未公開内容を、前編と後編に分けて月バレ.comにてお届けします!

 

  

佐川 翔×山口頌平×出耒田 敬×チームサポートスタッフ なおき

 

 

■ファンフェス漫才誕生秘話【前編】 

――今回は、ファンフェスティバルで恒例の『漫才』誕生秘話などをお聞かせいただけたらと思います。

なおき ほとんど、使えませんよ?(笑) 今年も、ファンフェスは気合が入ったよね!

佐川 入りましたね!

なおき でも、今回はお客さんが入ってない分、ファンから選手たちへの“返し”がないからなぁ。もっと返ってくるものがあるかなと思っていたけど、みんなのところには手紙とか、どう? 何か、返ってきてますか?

佐川 あ~。“ファンフェスおもしろかったです!”とか、視聴者からのそういう反応っていうことですね?

なおき そうそう! ファンの人から「ショウヘイ(山口)さん、すみません! 私をタイホしてください!」とか(笑) デキさん(出耒田)で言えば「すみません、会社どこですか?」とか(笑) ああいう設定や演出って、そういうのありきやねん。ファンの方が選手に手紙を渡しやすいとか、話しかけやすいとかね。

佐川 実際、あんまりなかったかな~。

山口 そうですね。でも、ファンフェスの最後にファンの方とリモートでおしゃべりする時間があったじゃないですか。その時には、「演技がうまくなっていましたね」とかは言っていただけました。でも、確かにその後は、特に反応はなかったかもしれないです。

佐川 反応するタイミングがなかったかな~。

なおき 今回は、お客さんも入れられなかったし、一方通行やったよね。

山口 だから、あんまりもう…………。ねっ。

佐川 何やそれ!(笑)

全員 (爆笑)

山口 いや、あの…(笑) 試合とかでも、これまではファンの方と交流する機会がありましたよね。そこでおしゃべりができたから、「ファンフェスは○○でしたね」という話も聞くことができたんですけど…。今季は、リーグが始まっても皆さんと交流する機会がないから、“おもしろかった”とはちょいちょい聞くけれど、そういう評価はあまり聞くことができませんでした。

なおき 手紙の内容とかでは、評価って書きにくいもんね。ショウヘイさんの中で一番評価が高かったのは、サンシャイン池崎のやつでしょ?

山口 1年目にやった池崎ですね。当時、リーグでファンの方と一緒に写真を撮る時に“ピース”で写ろうとしていたら、「ピースじゃなくて、ジャスティスポーズで!」って言われたりしました(笑)

なおき あれ、本物の衣装をテレ朝のスタッフさん(M-1グランプリのセットなどをデザインしている美術さん)が全部用意してくれてん。ファンフェスは、みんなにやる気になってほしいから、衣装も丸々そのまま渡すんだよね。

佐川 あれ、最後はもらえたんやっけ?

山口 いや。もらえてないっす。

なおき あと、前にマツさん(松本)が『傘がない/井上陽水』を歌ったやんか。あの時、ファンからくる手紙の便せんとか封筒まで、傘の模様やったらしい。あとは、傘のチョコレートとか、とにかく傘にちなんだ差し入れが多かったみたい。デキさんは、その辺の反応はどうやった?

出耒田 いつもよく交流しているファンの方からの手紙とかでは何かしら反応がありましたけど、新しく“ファンフェス〇〇でしたね”という反応は、そんなになかったかな~。

なおき ショウ(佐川)は? 第一のファンであるお母さんからの反応はあったか?(笑)

佐川 カオルね?(笑) 「よかった」って言ってましたけど、ファンフェスの次の日に『ハイキュー!!×V.LEAGUE』のイベントに行ったので、そっちに全部持っていかれちゃって!

出耒田 ショウさん、ファンフェスで何かやりましたっけ?(笑)

佐川 おい! やったわ!(笑)

――毎回、漫才のツッコミとボケは、なおきさんが決めているのでしょうか?

なおき そうです。落とし込みは、そうします。今年の漫才では、構成作家さんとの話の中で“デキさんを女性役にしよう”が、第一目標でした。これには伏線があって、ここだけの話、今ここにいるメンバーはファンフェスを真面目にやってくれるメンバーです。ここに竹元と小池がおったら、成立せぇへん。

全員 (笑)

なおき デキさんのクオリティーも、年々上がっています。

佐川 「漫才やりたい!」って、自ら志望するからね。

なおき ファンフェスの前に選手たちへ渡すアンケートは、千々木さんとデキさんのには必ず、漫才に〇がついてんねん。漫才が✕なのは、マツさんだけ(笑) ただ、漫才以外は全部〇やねん(笑) そして、その他の枠に「何でもやります!」って書いてある(笑)

全員 (爆笑)

なおき せやから、そこから全部はめ込むねん。「何でもやります! 今年も頑張ります」って、マツさんのアンケートに書いてあるから(笑) だから僕も「マツさん、いいですか?」って聞きながら、いろいろやってもらっちゃうのよ(笑) 

佐川 毎回、ファンフェスの時のなおきさんは腰が低いからな~(笑) 毎年毎年、下から下から(笑)

なおき 偉そうに「やってくれ!」じゃ、あかんからな。

佐川 「これ、できる? できる?」って。だから「やりますよ!もちろんですよ!」って(笑)

なおき デキさんなんかも、もう練習している時には頭に台本が入っているもんね!

出耒田 いやいやいやいや。

なおき 真面目に取り組んでくれるから。シュンスケ(千々木)なんか、今回の漫才でも「あれ。ハンドルってどっち回しですかね?」とか、そういう細かいところまでこだわり出すから(笑)

出耒田 その辺はいろいろとこだわっていましたね(笑)

なおき 「こんなもんでしたっけ?」って。ハンドルなんて、どうでもええねん(笑) 漫才の台本はあるけれど、稽古の中で作っていってる感じよね。

山口 (内容を)けっこう付け足したり、ゴロっと変わったり。

なおき でも、それに対応できるのが、みんなのすごいところ。それで、最後に動画を取って持ち帰って、ちゃんとその感じで覚えてくる。あれ、3回ぐらいしか稽古をやってないんですよ。本物の芸人コンビでも、それくらいの練習じゃ厳しいと思うで(笑) 今回の漫才で言えば、デキさんのあの走るシーンとかね。「待って~待って~!」って、あれよかったでしょ? あの、女性のぎこちない感じは計算でした。難しかったやろうな~。

佐川 来年もあるな、デキ子。

出耒田 もういいかな~(笑)

なおき 最後は、台本がとどめ。ファンフェスの台本はしっかりできているからね。ショウなんかも、今回の漫才はすごかったよね。

佐川 ヒーローインタビューを題材にした漫才ね。ネタがもう、出来上がってるから!

なおき 確かに、あのネタはデキさんたちのネタと比べたら、やりやすいと思う。

佐川 内容も、最初からほとんどイジっていないですからね。ってか僕、最近ザッキー(山﨑)が好きなんですよ。いいんすよ~。なんか、さわりやすい。

なおき いいね。髙野もいいのよ。

佐川 ファンからしたら、髙野がへたくそなボケとかやってるのがまたいいんでしょうね。ほくそえみながら(笑)

山口 髙野さんも、アンケートでは漫才〇だったんですか?

なおき もちろん!

佐川出耒田 そうなん!?

なおき 漫才をやった人に関しては、全員、アンケートの漫才の欄に〇を付けていた人たち。✕で出した選手は、漫才に入れてへん。そこで、他の企画とのバランスをとるようにしているからね。竹元が目立てへんな~と思ったら、女装させてみたりとか(今回はミニドラマ内でBARのママさん役を演じた)。他にも、今回は小池の出番が少なかったけれど、ミニドラマで長台詞をやったしね。

――それもこれも、なおきさんからの愛を感じているからこそ、選手たちも応えてくれるのでしょうね。

佐川 ええこと言うなぁ!(笑)

なおき それ、タイトルにバンッといきましょ(笑) 「愛があるから応えます!」て(笑) でも、ファンの方や関係者から聞く話では、うちがこういう形でファンフェスをやり始めてから、他のチームも女装し始めたりしたとか。「あんなことやっていいねや」っていう、指標にはなったのかな。

佐川 ほかのチームのファンフェス、見てみたいよな。

出耒田 確かに! 見てみたい。

山口 俺も、見たことないっす。

なおき それにしても、今回の漫才も、お客さんの前でやりたかったな~(笑)

全員 わかる!(笑)

出耒田 配信だと、ただやるだけだから、お客さんにウケているかどうかがわかりにくいんだよね(笑)

なおき お客さんが入っていたら、もっと盛り上がったと思うわ。でも、ただ単に“ファンフェスで漫才やってます! おもしろいことやってます!”じゃなくて、ファンとの関わり方とかも含めて、これはチームビルディングだと思っているから。ファンの方が選手に手紙を渡しやすいとか、会話しやすいとか、一緒に写真を撮りやすい、とか。だからもう一回、どこかでやりたいよね。

――実際に、M-1グランプリの予選などにも出場できそうですよね。

出耒田山口 ショウさん!(笑)

なおき まず、あのクオリティやったら、2回戦までは行ける。構成作家さんに台本を書いてもらって、ホンマに必死で稽古して。俺もM-1の経験があるから、3回戦くらいまでの勝ち方はだいたいわかる。そこからはしんどいけど、ホンマに一回、「2組出します」ってクラブに相談してみてね。構成作家さんと、「美術さんに、黄色と紺色のカッコいいスーツを作ってもらってやりたいよな」って話しててん。

出耒田 ショウさん、行ってよ!

佐川 ええけど、誰と?(笑)

 

 

さて、今回は【前編】をお届けしました、この『ハイQランド未公開座談会』。

なおきさんを筆頭に、まだまだしゃべり足りない4名の漫才誕生秘話【後編】も、お見逃しなく!

こちらの座談会は『月刊バレーボール2月号』に掲載されております。要チェック★

 

『月刊バレーボール2月号』詳細はこちらから

 

 


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