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首位サントリーに立ち向かう東レ、ホームで堺を迎え撃つVC長野。順位差のある対戦並ぶ【V1男子今週の見どころ】

  • SV男子
  • 2021.02.11

 今週は長野、大阪、広島での開催となるV.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1男子)。日本代表選手はもちろん、世界トップレベルの外国籍選手も多く在籍するV1男子の、各チームのホームゲーム情報&試合の見どころをご紹介!

 

■首位サントリーに東レが一矢報いるか

 今週は順位に差があるチーム同士の対戦が並ぶ中、箕面大会(大阪府箕面市)では、現在20戦18勝で首位に立つサントリーサンバーズが7位の東レをホームで迎え撃つ。キャプテンでセッターの大宅真樹を軸に、柳田将洋や藤中謙也、ムセルスキー・ドミトリーら決定力を誇るスパイカー陣がチームをけん引するサントリーサンバーズは、隙を見せず現在10連勝中。1月末に東レと対戦した際にも、2連勝を飾っている。

 対する東レは、要所でベテラン選手たちの支えを受けながら、富田将馬や小澤宙輝ら若手選手の活躍も力に健闘を見せている。サントリーの高い攻撃力に対していかにディフェンスで対抗できるか、その中でも攻撃の手を緩めずコンビネーションの精度を保っていけるかが勝負のカギを握るだろう。前回の連戦では苦杯をなめさせられた相手に対し、心機一転立ち向かう東レの気迫に注目だ。

 

■塩尻大会ではFC東京とパナソニック、VC長野と堺が対戦。下克上なるか

 塩尻大会(長野県塩尻市)では、3位のパナソニックパンサーズと8位のFC東京、5位の堺ブレイザーズと9位のVC長野トライデンツが激突する。パナソニックとFC東京の前回の対戦は、リーグ開幕戦での2連戦。両日ともに、総合力で上回ったパナソニックがセットカウント3-1で勝利している。21戦6勝と苦しい戦いが続くFC東京は、V1男子のアタック決定率ランキングで首位をキープし続けている(61.1%)ミドルブロッカー栗山英之を生かしながら攻撃を組み立て、パナソニックの分厚い壁に少しずつヒビを入れていきたいところだ。

 塩尻大会でホームでの声援を背に戦うVC長野は、堅実なバレーで勝ち星を重ねる堺との対戦を迎える。こちらも開幕戦以来の対決となるが、開幕での2連戦では、堺が勝利を飾ったものの、VC長野の健闘ぶりも光った。とはいえ、やはり堺に分がある中で、VC長野は攻守でいかに粘りを見せられるか。第一セット序盤から声とプレーで盛り上げ、堺が勢いづく前に試合を優位に進めていけるかで試合の展開は変わってくるだろう。また、その守備力で存在感を発揮する“リベロ山本対決(VC長野/山本憲吾、堺/山本智大)”も見どころの一つ。広い視点でコートを把握し、支える守護神たちの活躍に注目だ。

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