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アジア男子選手権/西田や石川の攻撃が冴えタイに快勝

  • 日本代表
  • 2019.09.15

 

 9月13日(金)からテヘラン(イラン)で開催され、男子日本代表が出場している「第20回 アジア男子バレーボール選手権大会」。ワールドカップバレーの前哨戦ともいえる重要な大会だ。

 14日(土)、日本は予選B組の第2戦でタイと対戦。西田有志が15得点、石川祐希が13得点と得点源として奮闘。見事セットカウント3-0で勝利を飾り、開幕2連勝とした。なお、戦評は以下の通り。

 日本の次戦は15日(日)、予選B組第3戦をチャイニーズタイペイと戦う。大会詳細は日本バレーボール協会のホームページにてご確認を。

【写真:AVC】

 

 

 日本のスターティングメンバーは、小野寺太志、西田有志、福澤達哉、山内晶大、関田誠大、石川祐希、リベロは山本智大。

    

 第1セット、小野寺のサーブからスタートし、西田のブロックで得点。西田のサービスエースや石川のパイプ攻撃で 5-2とすると、小野寺のブロックで日本は8-4とリードを広げた。その後、関田のサービスエースや小野寺のクイックも決まり、 昨日の反省点だった序盤は日本ペースで進んだ。中盤、山内のクイックで 13-6としたが、タイのサーブで崩され 14-10。しかし、石川のスパイクや、リリーフサーバーで起用した柳田将洋のサービスエースなどで得点差を広げると、勢いづいた日本がセットを先取した。

 

 第 2 セット、メンバーは第1セットと変わらず。序盤、山内や福澤のブロックで得点し、小野寺のクイックで8-7とした日本。しかしそこからラリーで連続失点すると、8-10と逆転を許した。中盤、西田や石川のスパイク、山内のブロックで 13-11と挽回したが、競り合いが続き16-15。それでも終盤に西田のサービスエースで22-19とリードを広げ、石川の活躍で連続得点。最後は押し切った日本がセットを連取した。

   

 第3 セット、メンバーは変わらずスタート。5-5 から相手のミスや西田の得点で 8-5と抜け出した日本は、石川や小野寺のサービスエース、山内のブロックで 12-6と突き放した。さらに西田のサービスエースで16-7としたが、日本はミスなどで連続失点し18-12 でタイムアウトを要求。その後は立て直し、途中出場の髙野直哉や柳田がスパイクを決めた日本。ストレート勝利を飾り開幕2連勝とした。

 

試合結果

日本 3(25-19,25-20,25-13)0 タイ

     

石川の得点力が光った
司令塔のセッター関田

【第20回アジア男子バレーボール選手権大会 出場選手】

3 藤井直伸(東レアローズ)/183センチ/セッター

4 清水邦広(パナソニックパンサーズ)/193センチ/オポジット

5 福澤達哉(パナソニックパンサーズ)/189センチ/アウトサイドヒッター

6 山内晶大(パナソニックパンサーズ)/204センチ/ミドルブロッカー

⑧ 柳田将洋(ユナイテッド・バレーズ<ドイツ>)/186センチ/アウトサイドヒッター

10 古賀太一郎(ウルフドッグス名古屋)/170センチ/リベロ

11 西田有志(ジェイテクトSTINGS)/186センチ/オポジット

12 関田誠大(堺ブレイザーズ)/175センチ/セッター

13 髙野直哉(堺ブレイザーズ)/190センチ/アウトサイドヒッター

14 石川祐希(キオエネ・パトバ<イタリア>)/191センチ/アウトサイドヒッター

15 李 博(東レアローズ)/193センチ/ミドルブロッカー

16 髙橋健太郎(東レアローズ)/201センチ/ミドルブロッカー

18 山本智大(堺ブレイザーズ)/171センチ/リベロ

20 小野寺太志(JTサンダーズ)/201センチ/ミドルブロッカー

※表記は、氏名/(所属)/身長/ポジション

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