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【東海インターハイ】女子大会/下北沢成徳高(東京)日本一を生んだ、成長と気迫

  • 高校生
  • 2018.08.06

女子優勝:下北沢成徳高(東京)『日本一を生んだ、成長と気迫』

優勝の瞬間、感情を爆発させる下北沢成徳高の選手たち

 

 『平成30年度全国高等学校総合体育大会』(東海インターハイ)女子大会は下北沢成徳高(東京)が2年ぶり3度目の優勝を飾った。

 

 高校生世代のヒロイン石川真佑を擁し、挑んだ全国大会。本番になり、チームはさらに成長してみせた。

 

 決勝トーナメントに入り、シードを得ていたが、チームにとっての初戦(2回戦)の相手は名門・古川学園高(宮城)。両エースが全日本ジュニア入りを果たしている。その初戦をクリアすると、次の3回戦では岡崎学園高(愛知)を相手に、第1セットは33-31まで至る大接戦だった。そして、準々決勝も九州文化学園高(長崎)、準決勝は東九州龍谷高(大分)と、いずれも全国制覇の経験がある名門・強豪校との対戦が続いた。

 

 下北沢成徳高を指揮する小川良樹監督は、胸の内をこう明かした。

 「一体どこまでやらせるんだ、っていうね(笑) それだけに選手たちはすごく成長しましたよね」

 

選手たちは集中力を保ち、一戦一戦をプレーした

 

 試合を重ねるごとに、チームは集中力を増し、不安要素を排除していく。と同時に、芯にあったのは『勝ちたい』という純粋な思い。最終日を前に、石川はどこか楽しげに言ったものである。「明日(準決勝)は東九州龍谷高で、ワクワクもありますが、勝ちたい気持ちがあります。ただし、油断はできません」

 

 そうして、決勝に進出。相手は金蘭会高(大阪)。今年1月の春高バレー、3月の全国私学大会、と続けて黒星をつけられていた相手だ。世代を代表するトップ選手をそろえるチームだが、下北沢成徳高は内容で圧倒した。

 

 石川はブロックが何枚つこうとも強気で攻め立てる。セッター対角の仁井田桃子が、石川に集中したことで手薄になったブロックを打ち破る。守っては、金蘭会高の2年生エース宮部愛芽世を完全に封じ込めた。そして、執念みなぎるつなぎで、ボールを落とさない。終わってみれば、セットカウント3−0の完勝だった。

 

悲願の日本一へと走るチームの先頭を走った石川(写真④)

 

 大会中のインタビューで石川の口から、とくに聞かれた単語がある。それは、「気迫負けしないように」「気迫を持ってやろう」といったもの。

 

 決勝で対戦した金蘭会高の中川つかさ主将は、試合を振り返る中でこう印象を語っていた。「一人一人の顔つきが違いました。自分たちがリードして点差があいても、下北沢成徳高の選手たちは堂々としていました」

 

 金蘭会高がセットを失い、追い込まれることで動揺する一方、下北沢成徳高はどんな場面でもぶれることなく、戦い抜いた。決勝戦で見られたのは、そんな正反対の姿だった。

 

 まさに気迫で、難敵を攻略し、つかみとった日本一であった。

 

<下北沢成徳高 戦績>

予選グループ戦 下北沢成徳高2(25-18,25-16)0城南高(徳島)

決勝トーナメント2回戦 下北沢成徳高2(25-20,25-23)0古川学園高(宮城)

決勝トーナメント3回戦 下北沢成徳高2(33-31,25-16)0岡崎学園高(愛知)

準々決勝 下北沢成徳高2(25-19,25-16)0九州文化学園高(長崎)

準決勝 下北沢成徳高2(25-20,25-21)0東九州龍谷高(大分)

決勝 下北沢成徳高3(25-23,25-20,25-22)0金蘭会高(大阪)

 

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