JOC杯/女子は東京、男子は福岡が優勝!!
- 中学生
- 2018.12.28
中学生世代の集大成、『JOCジュニアオリンピックカップ第32回全国都道府県対抗中学バレーボール大会』が12月28日(金)に丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)にて大会最終日をむかえ、男子は福岡が6年ぶり6度目、女子は12年ぶり9度目の優勝に輝いた。
■女子/高さがそろった東京が福岡を圧倒
<決勝>東京 2(25-22,25-16)0 福岡

東京都選抜
平均身長170㎝を超える東京都選抜が、その強みを生かしたパワフルな攻撃で頂点に立った。指揮した天野嘉之監督は「東京都として長身選手を積極的に選出する、その方針は変えずに臨みました。その上で結果を出すことができてうれしいです」と語った。主将の廣田あい(文京学院大女中)が攻守で体を張ったプレーを見せ、チームを牽引。選抜にてセッターに挑戦した永井いづみ(共栄学園中)が、高さある攻撃陣にしっかりとボールを配球した。
対する福岡県選抜は、絶対的エース佐村真唯(上毛中)や折立湖雪(千代中)を攻撃の中心に据える一方で、粘り強さを最大限に発揮した。主将の南陽菜(福岡女学院中)は「出し切ることができました」と晴れやかな表情を浮かべた。

福岡県選抜
【女子最終結果】優勝:東京/準優勝:福岡/3位:福井、愛媛
■男子/勢いを手にした福岡が長崎に逆転勝利
<決勝>福岡 2(17-25,25-23,25-23)1 長崎

福岡県選抜
福岡県選抜は第1セットこそ奪われたものの、攻めの姿勢を貫いた。セッターの近藤蘭丸(板櫃中)が、決定力の高い川波颯(三輪中)や多彩なアタックセンスが光る山田美雄(遠賀中)を操った。何よりチームを象徴する“元気のよさ”を大一番で最大限に爆発させ、頂点に立った。「いい雰囲気で戦えるように、チームの状態を引き上げました」と相部保彦監督は勝因を語った。
対する長崎県選抜は、チームの大黒柱である入来晃徳(広田中)や吉村海人(日宇中)が最後までボールを打ち切り、牽引した。堀切大輔監督は「選手たちはあきらめずに、力を出しました。悔しさはあるでしょうが、いい2位かなと思います」と健闘をたたえた。

長崎県選抜
【男子最終結果】優勝:福岡/準優勝:長崎/3位:愛媛、宮崎
本誌『月刊バレーボール』1月号(発売中)ではJOC杯出場選手名鑑を掲載
お求めはNBPオンラインショップで
>>平成最後のJOC杯、激闘の記録は<<
>>本誌『月刊バレーボール』2月号(1/15発売予定)で総力特集!!<<
人気記事ランキング
越谷章監督は「将来代表を背負える」と大きな期待 東レ滋賀の高卒ルーキーコンビ 花岡千聡&結束美南が開幕からメキメキと成長中
春高埼玉県予選 男子は春日部共栄高が17年ぶりに選手権の舞台へ 女子は細田学園高が2年ぶりに本戦出場を決める
令和7年度全国中学生選抜の第一次強化合宿を実施。川合俊一会長も激励に
春の高校バレー2026 男子は全国三冠を目指す鎮西や市立尼崎、女子はインターハイ準優勝の福岡女学院などが本戦出場を決める 全国各地で予選開催中【11/8~9・出場校一覧】
春の高校バレー2026 女子はインターハイ王者の金蘭会などが出場権獲得、男子は関根学園、常翔学園が初出場 全国各地で予選開催中【11/1~3・出場校一覧】
「負けることが頭になかった」3年前の全中ベスト4を超え、初の全国大会決勝へ【インターハイ女子準優勝 福岡女学院高主力座談会(前編)】
日の丸をつけた兄を持つ土井颯太(長崎)&岩下遼大(熊本) 有望中学生対談「憧れの存在が身近にいるのはいいこと」
ケンカしたから今がある 中高6年間で絆を深め春高の舞台へ【インターハイ女子準優勝 福岡女学院高主力座談会(後編)】
春の高校バレー2026 男子は全国三冠を目指す鎮西や市立尼崎、女子はインターハイ準優勝の福岡女学院などが本戦出場を決める 全国各地で予選開催中【11/8~9・出場校一覧】
U16女子日本代表 3位決定戦で中国に惜敗も世界選手権出場権を獲得


















