ボンジョールノ！　世界最高峰リーグの模様をゲームラウンドごとにお届けする『WEEKLY SERIE A』。プレーオフはセミファイナル（準決勝）が展開中。第３戦はファイナル進出も懸かる局面。世界クラブ王者が意地を見せた!!（Photo：Legavolley.it）

[MATCH OF THE SEMI-FINAL]

■ トレンティーノvs.ルーベ／ファイナル進出を阻止。トレンティーノがフルセットを制する

第３戦：トレンティーノ　３（23-25,25-22,24-26,25-23,16-14）２　ルーベ

　トレンティーノのホームで行われた第３戦。すでに２敗を喫し、もうあとがないトレンティーノはエースのウロシュ・コバチェビッチ（セルビア）が最多２６得点の活躍。司令塔のシモーネ・ジャネッリ（イタリア）がミドルブロッカーのスレチコ・リシナチ（セルビア）を積極的に使い（リシナチは１２得点）、波状攻撃を仕掛ける。取りつ取られつつの攻防の末に、最終第５セットでジュースを制し、ルーベのファイナル進出を阻んだ。

　対するルーベは、エースのホアンドリ・レアル（ブラジル）がこの日も２０得点と好調をキープ。ホームで迎える第４戦で、頂上決戦への切符をつかむことはできるか。

■ペルージャvs.モデナ／やはりホームで強し!! ペルージャがファイナル進出に王手

第３戦：ペルージャ　３（21-25,25-17,27-25,25-22）１　モデナ

　第２戦をフルセットの末に落としたペルージャはホームに戻り、第３戦へ。ウィルフレド・レオン（元キューバ）が２４得点、アレクサンダル・アタナシエビッチ（セルビア）が１９得点と、“LA砲”が炸裂。第１セットを落とすも、第２セットを取り返し、ジュースにもつれた第３セットを制したことで、流れを掌握し勝利を収めた。リベロのマッシモ・コラーチ（イタリア）は「（モデナのホームで戦う）第４戦は間違いなく激しいものになる。強い気持ちで臨みたい」と意気込んだ。

【2018-19 プレーオフ セミファイナル】

ペルージャ（２勝１敗）vs.モデナ（１勝２敗） ／　トレンティーノ（１勝２敗）vs.ルーベ（２勝１敗）