インターハイ男子 準決勝のカードは東福岡×鎮西、清風×駿台学園
- 高校生
- 2021.08.05
令和3年度全国高等学校総合体育大会(北信越インターハイ)男子大会の決勝トーナメント3、4回戦(準々決勝)が8月5日(木)にいしかわ総合スポーツセンター(石川)で行われた。東福岡(福岡)、鎮西(熊本)、清風(大阪)、駿台学園(東京)が準決勝進出を決めた。
昨年度の春高を制した東福岡は決勝トーナメント2回戦から出場し、準々決勝では仙台商(宮城)と対戦。世代を代表するエースの一人である山元快太を攻略し、川野史童をはじめとした多彩な攻撃でストレート勝ちを飾った。葭原昂大キャプテンは「(山元に対し)1対1では勝てないので、6人で勝てばいいと考えて臨みました。誰でも得点できることはチームの強み。目標の三冠に向けて、明日まずは一つ目の優勝をしたいです」と意気込んだ。

葭原昂大や川野史童ら、昨年度の春高を制したメンバーが残る東福岡【写真:月刊バレーボール】
失セット数0で盤石の試合運びを見せているのが駿台学園。強力なサーブで相手を崩し、中島彬、佐藤遥斗を中心とした高い攻撃力で圧倒している。準々決勝では畑虎太郎を擁する福井工大附福井(福井)にストレート勝ち。近年は春高で2年連続準優勝に終わっているが、2016年以来の優勝をつかみ取れるか。

2016年以来のインターハイ優勝を狙う駿台学園【写真:月刊バレーボール】
スタメン平均身長(リベロを除く)179.3㎝と小柄な清風は、精度の高いコンビバレーで相手を寄せつけない。その中心となるのが、1年生時から司令塔を務める前田凌吾。準々決勝では193㎝の高橋慶帆をはじめ、高いブロックを誇る習志野(千葉)に対し、2-0で快勝。前田が「小さくても日本一になれることを証明する」と語る目標まで突き進む。

【写真:月刊バレーボール】
ツーセッターの鎮西は、2年生エースの平田悠真、舛本颯真が攻撃の軸。昨年度1年生ながら春高で活躍した舛本は、前衛後衛問わず高いスパイク力を発揮する。準々決勝の日南振徳(宮崎)戦では195㎝の平嶋晃らのブロックも光り、フルセットで勝利した。予選リーグ戦での敗戦(対駿台学園)からチームを立て直し、九冨鴻三キャプテンは「とてもいい状態です」と手応えをつかむ。

敗者復活戦から勝ち上がりベスト4入りを決めた鎮西【写真:月刊バレーボール】
6(金)はいしかわ総合スポーツセンターにて準決勝と決勝が行われ、準決勝で東福岡と鎮西、清風と駿台学園が対戦する。
決勝トーナメントの勝ち上がりは以下のとおり。

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大会名:令和3年度全国高等学校総合体育大会(北信越インターハイ)
会場:いしかわ総合スポーツセンター、金沢市総合体育館
日程:8月 3日 男子予選グループ戦&敗者復活戦 終了
8月 4日 男子決勝トーナメント 1・2回戦 終了
8月 5日 男子決勝トーナメント 3・4回戦 終了
8月 6日 男子決勝トーナメント準決勝・決勝
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