東京2020オリンピック 女子/セルビアが3決で韓国を圧倒し、銅メダル
- 海外
- 2021.08.08
東京2020オリンピックのバレーボール競技は8月8日(日)に女子の3位決定戦が行われ、前回大会銀メダルのセルビアが韓国を3-0(25-18,25-15,25-15)で下し、銅メダルに輝いた。

<勝利で大会を終えたセルビア>
試合開始からセルビアは193㎝のエースOPティヤナ・ボシュコビッチがパワフルなアタックで得点を重ねて先行する。対する韓国もOPキム・ヒジンが連続サービスエースを奪うなど序盤は競り合うが、17-17からセルビアがOHボヤナ・ミレンコビッチのアタックやMBミレーナ・ラシッチのBクイックなど4連続得点で突き放し、そのまま第1セットを先取する。

<ボシュコビッチは25得点と大爆発>
第2セットはボシュコビッチがサービスエースにアタック、と全開のパフォーマンスで韓国を圧倒する。韓国もヒジンのアタックとOHパク・ジョンアのサービスエースで追いすがるが、中盤で8点差がつく。その後も着実にリードを広げたセルビアが2セット目を獲得した。
韓国は2セットで6得点と低空飛行が続いたエースOHキム・ヨンギョンが、ようやく本来の姿を取り戻し、第3セット開始から連続得点をあげる。だが、セルビアのボシュコビッチがアタックの決定力の高さはそのままに、5-5からは3本連続サービスエースを決めて、一気に流れを掌握。以降はSマーヤ・オグニェノビッチがラシッチとの息の合ったコンビを繰り出すなど、韓国につけ入る隙を与えず、セルビアが圧倒し勝利。2大会連続でメダルを獲得した。

<チームをリードしたヨンギョン(写真中央)>
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東京2020オリンピック速報掲載
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