女子日本代表中田久美監督が退任 強化委員長も交代
- 女子日本代表
- 2021.08.27

公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)は女子日本代表の中田久美監督と、女子強化委員長の鳥羽賢二氏の退任を発表した。後任の監督は決まりしだい発表される。また、女子強化委員長の後任としてNECレッドロケッツゼネラルマネージャーの中村貴司氏が選任されたことも発表された。10月14日(木)に開催予定の2021年度第5回理事会(定例)での承認を経て正式決定する。
中田監督は2017年4月1日から女子日本代表の指揮を執り、東京2020オリンピックに挑んだが、1勝4敗の成績で予選ラウンド敗退。予選ラウンド終了後にJVAへ退任の意向を伝え、8月27日(金)に行われた女子強化委員会の場でも改めて同様の表明を行った。8月31日(火)付けの退任となる。
中田監督コメント
このたび、8月末日をもって日本代表監督を退任いたします。新型コロナウイルス感染症の影響で異例の一年延期となった東京2020オリンピックを、今もなお大変な状況が続いている中、私たちに戦うチャンスを与えていただきましたこと、国民の皆さまをはじめ、関係者の皆さまに対し心より感謝申し上げます。
また、不本意な結果となったことを大変申し訳なく思っています。日本代表監督として、皆さまの想いをしっかり背負い、バレーボール界発展のために様々なことに挑戦し戦い続けた5年間に後悔も悔いもありません。また、今まで一緒に戦ってくれた選手・スタッフと共に歩んできた時間は、私にとってとても貴重で、一生忘れることはないと思います。
バレーボール界の更なる発展を願うと共に、日本国民の一人として、新型コロナウイルス感染症が終息し平和な世の中になることを心より願っています。
【写真:FIVB】
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