関東私学大会女子 インターハイ女王の下北沢成徳らが春高予選へ弾み
- 高校生
- 2021.09.16
第29回関東私立高等学校男女選手権大会の女子大会が、9月12日(日)にスカイアリーナ座間(神奈川)で行われた。例年は60チーム以上が参加するが、コロナ禍のため出場チーム数を絞り、17チームで開催(※本来は24チームが出場予定も、大会前に7チームが辞退)。5ブロックにわかれて頂点を争い、高崎商科大付(群馬)、帝京三(山梨)、共栄学園(東京)、下北沢成徳(東京)、狭山ヶ丘(埼玉)がそれぞれ優勝した。
インターハイ女王の下北沢成徳は、第1セットはAチーム、第2セットはBチームとメンバーを変えて臨んだ。ブロック決勝の横浜隼人(神奈川)戦では、第1セットを危なげなく奪ったが、第2セットは終盤までリードを許す展開に。だが、冨沢心琴キャプテンの活躍もあり、25-23で勝利した。5月のインターハイ予選以来となるスタメン出場に、冨沢キャプテンは「緊張しましたが、成徳の名前を背負っているのでそれに恥じないプレーをしようと思いました」と振り返り、春高に向け「国体が中止になって三冠がなくなった分、よりみんなの思いが詰まった二冠を獲りたいです」と決意を新たにした。
東京第2代表としてインターハイに出場した共栄学園は、1、2年生のみのチーム編成。高橋優良、桐生咲良らのスパイカー陣のみならず、交代メンバーも次々と持ち味を発揮した。インターハイに出場し、今大会もチームを引っ張ったミドルブロッカーの大平麗愛は「インターハイ予選では下北沢成徳に勝ったけど、本戦ではその下北沢成徳が優勝しました。春高ではそうならないように、全部勝てるようにしたいです」と意気込んだ。
大会結果は以下の通り。





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